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キム・ウォンボンのことを何度かエントリーしましたが、実は、私はキム・ウォンボンという名前を知りませんでした。
随分前に「光復軍の幹部で、北朝鮮に越北(※)した人がいる」という内容は小耳に挟んだことがありますが、名前を知るのは初めてでした。
※自分の意志で北朝鮮に渡った人たちを「越北者」、強制に連れ去られた人たちを「拉北者」と言います。北朝鮮は日本人拉致被害者の存在は認めているけど、北朝鮮にいる韓国人は全員が越北者(自分の意志で来た)だと主張し、拉北を主張していません※
「日帝が何より恐れた」などのフレーズで英雄化が進んでいるキム・ウォンボンですが・・今度は「日帝がキム・ウォンボンよりも恐れたホン・ボンド!」という記事が上がってきました。
ホン・ボンドという名前も、初耳です。
(ここから「続きを読む」の後になります)
わざわざ引用するほどの番組(※ソースはラジオ番組で、韓国ではまだまだラジオ番組が強い影響力を持っています)でもありませんが、内容を適当にまとめてみます。
とにかくホンボンドという人の指揮で日本軍に何度も大勝利したことがある。遺体はまだ外国にある。もっともっと記念事業を広げるべきだ。ちなみに私(出演者)はホン・ボンド記念事業会の理事長あります、というものです。
https://news.v.daum.net/v/20190419202100117?rcmd=rn
他にも警察署に爆弾を投げたとかでイ・ジョンチャンという人の名前が出てきますが、同じく、聞いたことがありません。
併合時代に抗日活動をした人たちの記念事業会などをつくって金儲けしていた人たちが、キム・ウォンボンの影響もあって、「実はうちの人がもっとすごいよ!」な展開を夢見ている・・そんなところじゃないでしょうか。そもそも、キム・ウォンボンの話からして、妄想ですし。
彼らからすると、「聞いたこと無い」は、有利なことかもしれません。「保守親日政権が歴史を消した!」と主張できますから。
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