選挙よりネット請願が『進んでる』?

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いくつかの韓国マスコミが、国民請願(特に自由韓国党解散の請願)を褒める内容の記事を載せています。これこそが国民の意思表明の「通路」であり、先進的なものだというのです。

どうでしょう。私には極端なファンボーイたちの喧嘩にしか見えませんが・・「僕はA党よりB党を支持する」意見が集まるのは別に構いませんが、「僕はA党が嫌いだからA党を解散すべきだ」が主流になっているわけですから。

それらの記事の中でも、特にマネートゥデーの記事に妙な内容があったので、紹介します。

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

<国民が、政治に関する「意思表現」に積極的に乗り出している。過去には、政治に嫌気が差した人々は酒の席で罵るか、「次の選挙、見てろよ」と脅すしかなかったが、もう違う。リアルタイムで大統領府国民請願やSNSなどを介して意見を述べたり、変化を促す。政治への市民意識がさらに前へ進んだとの評価を受けるとともに、政治行動はこれに追いつくことが出来ないでいるとの問題も指摘されている・・>

https://news.v.daum.net/v/20190501060009438?d=y

 

「次の選挙、見てろよ」・・あいつら、次の選挙では票をやらないぞ!という意味ですが、それを「~と脅すしかなかった」と表現するあたり、実に韓国的です。

普通に選挙で自分の権利(投票)を行使すればいいでしょう。

 

韓国社会は、国民請願から、国民感情が法律を支配した「ろうそくデモ」を見出しているのでしょうか。そんなもの、「法で治められない『数』」というバケモノが獲物を求める修羅の場でしかないでしょう。

前にも書いたことがありますが、韓国語のテ(떼)は、「無茶な要求(駄々こねなど)」と「群れ(かなり大勢の群れ)」の2つの意味を持ちます。昔から、朝鮮半島で「数」と「無茶な要求」は同じ意味だった、ということでしょうか。

「法を守るのは、上におもねること」。「耐えるのは、従うだけのこと」。「絶え間なく悪を潰さないと世の中は公正になれない」。いままで本ブログで書いてきた韓国社会の特徴が、集約されている気もします。

韓国で「変化」といっても、上下が入れ替わるだけでしょうに。

 

 

 

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