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韓国語のマンシン(亡身)は、恥をかかされる、体面に傷がつけられるの意味です。日本語にすると「恥をかかされる」あたりになりますが、「恥をかく」にはなりません。なぜなら、韓国語のマンシンは、「亡身した(恥をかいた)」とは言わず、「亡身された(恥をかかされた)」としか言いません。
大をつけて、大亡身(デマンシン)とも言いますが、もっと俗な表現として、犬亡身(ゲマンシン)とも言います。
今日、韓国では「ゲマンシン」という言葉が話題になっています。またもや、朴槿恵大統領が日本企業への賠償判決に圧力をかけた、という内容です。
(ここから「続きを読む」の後になります)
朴槿恵政権で、大統領府の外交安保首席だった人が、裁判に証人として参席しました。
朴槿恵氏が日本企業への賠償判決を意図的に遅らせたという、いわゆる司法壟断関連です。
彼の証言の中に、朴槿恵大統領が、「賠償判決が確定すると、ゲマンシンものだ」と命令したという内容がありました。
<・・朴槿恵前大統領が在任期間中に強制徴用再上告と関連して、政府の意見を最高裁に速やかに送ることを指示しながら、「ゲマンシンものにならないようにうまく処理しろ」と言った事実が明らかになった。
最高裁が日本の賠償責任を最終的な認めると、韓国の国格が傷つけられる可能性があるとの趣旨の発言である・・>
https://news.v.daum.net/v/20190513145425396
この件(犬?)は、「朴槿恵は2012年の最高裁判決を犬亡身だと思った!」、「朴槿恵は、正義を犬亡身だと言った!」という風に、大きな騒ぎになっています。
「2012年判決を犬亡身だと思った朴槿恵」
https://news.v.daum.net/v/20190513145129259
「日本強制徴用判決に犬亡身を心配した朴大統領」
https://news.v.daum.net/v/20190513144504988
しかし、いくら何でも、大亡身(デマンシン)という言葉があるのに、大統領が俗な犬亡身(ゲマンシン)という言葉を使っただろうか?と、個人的にはちょっと疑問です。
その発言が書かれた何かの資料があるわけでもなく、証人がメモしたという走り書きがあるだけです。
でも、韓国社会にとって、本当に朴槿恵氏がこの発言をしたかどうか、韓国の現状が「犬亡身」状態なのかどうかは、大事なことではないでしょう。もはや韓国社会を支える柱の1つになった感もある「朴槿恵=悪=親日という図式」がこれでさらに強固になるのでしょうから。それだけで満足でしょう。
夜には、姉と話したことでものんびり楽しく書いてみます。
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