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前から、北朝鮮が開城工業団地の設備を差し押さえたという話はありました。あの設備は、韓国の企業の所有となっています。
現地時間で23日、米国のRFA（自由アジア放送）によると、北朝鮮がその設備を勝手に別の場所に移動、その設備を利用して外貨を稼いでいるとのことです。
賃加工（下請け）の形でその設備で衣類などを作り、それらが「中国製」として日本、EUに輸出され、北朝鮮当局も相応の外貨を得ているというのです。
ニューシースの記事から、部分引用してみます。
（ここから「続きを読む」の後になります）
＜北朝鮮が昨年から、開城工業団地内の設備を無断で移転、賃加工の衣類を生産しているという主張が提起された。
米国の北朝鮮専門メディアの自由アジア放送（RFA）は23日、北朝鮮消息筋を引用して、「開城工業団地から移転された設備で生産された賃加工の衣類は、中国に密輸され、日本とヨーロッパに輸出、外貨稼ぎとなる」と報じた・・
・・平安北道のある消息筋はRFAに、「中央では、表向きには開城工業団地の再開を促しながら、裏では南朝鮮の企業が開城工業団地に置いていった衣料品や電化製品を中国に半分の値に売りさばいた」、「それでも足りず、開城工業団地設備まで無断で移転し、外貨稼ぎに利用している」と述べた・・＞
https://news.v.daum.net/v/20190523100311038
北朝鮮としてもっとも望ましいのは、開城工業団地が再開され、そこで生産された製品が「制裁免除」されることでしょう。でも、そこまでは出来そうにありません。
北朝鮮としては今（再開できず、勝手に使う）のほうがもっといいかもしれません。
もしそうなら・・開城工業団地再開に熱情を捧げている文大統領って、いったい誰のために誰と戦っているのでしょうか。
万が一再開になっても、韓国企業が「あれ、うちの機器どこ行った」とか言い出したりして・・（笑
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