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先月、漢江(ハンガン)の河口で奇形魚が発見されている、というニュースがありました。
中央日報が報道したものですが、チャンネルAというケーブル放送局が相応の原因を取材しています。
まず、4月10日の記事を紹介します。
<漢江河口一帯で33年目操業中の漁師キム・ホンソク(61)氏は、年間漁獲高の半分以上を上げる春の盛漁期を迎えたものの、最近は仕事が出来ないでいる。キムさんは「フナ・コイ・ボラなど、魚10匹をとれば、1~2匹は、背が曲がったり、エラがなかったり、目が飛び出ている奇形魚だ」と述べた。
(ここから「続きを読む」の後になります)
彼は「5年前から、このような現象が本格的に現れ始め、最近は異常症状を示す魚の数が日々増えつつある」と付け加えた・・>
https://news.v.daum.net/v/20190410003140981
この記事では、ソウル市が運営している「水再生センター(下水処理施設の一種)」二ヶ所周辺が怪しい、ということまではわかりましたが、詳しい理由まではわかりませんでした。
5月23日のチャンネルAは、この問題を「清酒(日本酒)とマッコリ」に喩えて説明しています。
施設に水が貯まっていて、汚染物質が下(底)に沈んでいる状態なら、その水は清酒みたいに透明で綺麗に見えるでしょう。でも、その水をどこかに放流したりすると、その力で汚染物質が水と混ざって、マッコリみたいになるでしょう。
ソウル市が再生センター内部の、汚染物質が底に沈んでいる状態の水だけを水質検査データとして使用し、センター外部のマッコリ状態の水の水質検査データは「参考用」にするだけだ、というのです。すなわち、汚染物質が底に沈んでいるだけの水を、「基準を満たした」と判断してそのまま漢江に放流している、と。
https://news.v.daum.net/v/20190523202549148
ただ、センター側(ソウル市)は「一切関係ない」としています。
そして昨日、中央日報から続報がありました。先月、問題を明らかにし漁民は、その後に原因糾明や対策などは無く、むしろ該当地域の魚のイメージだけが悪くなったとし、問題を明らかにしたのを後悔している、とのことです。
https://news.v.daum.net/v/20190531003455864
地域にもよるでしょうが、約20%が奇形魚なら、これはただ事ではありません。
でも、あまりニュースにもならないし、ネットですらさほど話題になりません。
フィリピン大統領が福島産水産物禁輸措置を解除したというニュースは結構話題になり、「お前らだけで好きなだけ食え」というコメントが乱舞していましたが。
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