※ツイッター経由でいらした方々、コメント欄や「いいね(曇るね)」ボタンが無いなど、スマホやタブレットなどモバイル機器での表示に何か不具合があった場合、ここをクリックしてください※
マスコミという観点からすると、別に韓国側の記事だけの問題でもありませんが・・AからZまでの選択があるとして、「A」を選んだ政府の政策を批判する類の記事を読んでみると、「Aじゃない!BからZまでのいずれかだ」とするものが多い気がします。じゃ、BからZまでのどれを選ぶべきなのかは、ハッキリしません。
韓国側で溢れている「米中どちらを選ぶべきか?」な記事も同じで、結局は「バランスよく頑張れ」な記事ばかりで、どちらを選ぶべきかをハッキリ示している記事は、多くありません。
そんな中、なかなか明快な記事がありました。まだ習近平氏が訪韓するという内容になっていますが(訪韓しないという発表の前に書かれた記事です)、別に結論には影響しないと思って、ネタにしてみました。
(ここから「続きを読む」の後になります)
<・・韓国が70年も経たないうちに戦争の跡から立ち直り、世界10位圏の経済大国になる「奇跡」を起こすことができたのは、米国、日本など「自由民主主義市場経済」の価値を共有し、貿易と投資を増やしてきたおかげであることは、長い説明は必要ないだろう。
黄海に面している中国の急速な経済成長に伴い、韓国の中国貿易と投資の割合が大きくなり、これにより、唇亡歯寒(※共生関係)になったのも否めない事実である。このような理由から、歴代政府は、南シナ海の紛争など、米国と中国がぶつかると「安保は米国、経済は中国」という、「戦略的あいまいさ」で問題を解決しようとしてきた。
このような弥縫策が通じなくなった現状で下すべき選択は、考えてみれば難しいものはない。企業の経営学の古典戦略である「基本への帰還(back to the basic)」を参考すればいいだろう。大韓民国の今日を与えてくれた「自由市場経済という価値の同盟」の一員であることを、堂々と、そして明らかに宣言するとき、伝統的な友好国の信頼はもちろん、中国からも「慎重な国」として尊重される道が開かれるだろう。安倍晋三首相の日本が、米国との同盟を強化する土台の上、中国とも大小の外交問題を解いている最近の姿は、「価値に基づく外交」の典型を示す。韓国だってそれができない理由はない>。
https://news.v.daum.net/v/20190607001102080
<「自由市場経済という価値の同盟」の一員であることを、堂々と、そして明らかに宣言するとき、伝統的な友好国の信頼はもちろん、中国からも「慎重な国」として尊重される道が開かれる>こと。かっこいいことですし、確かに日本はそれが出来ています。
でも、韓国にそれが「できるか」を論ずる前に、そもそも「やろうとする」人がいないでしょう。なぜなら、いままでの「弥縫策」は、結局は「次の人、よろしく」という側面もありましたから。
文在寅氏がそれを引き受けるとは、とても考えられません。特に、いま彼が「自由民主主義陣営です!」としたら、彼が主張してきた「運転者」論は完全に崩壊するでしょう。
逆に、それが出来るなら本ブログで「文在寅大統領、見直した!」と特集でも組むかもしれません。「文在寅氏の写真がありますので苦手な方はご注意ください」とか・・・
♨ 著書関連のお知らせ ♨
※書籍のリンクはAMAZONページとなります(アフィではありません)※
・新刊「なぜ韓国人は借りたお金を返さないのか~韓国人による日韓比較論~」が2月10日に発売です!韓国には無かった、平等という価値観。それこそが、日本人とお金の間の共存関係に妙な品位を作り出していること、皆さんはお気づきでしょうか。
・新刊「人を楽にしてくれる国・日本~韓国人による日韓比較論~ (扶桑社新書) 」が3月2日に発売です!姪の病気の話を聞いたときの、私の「中」の動揺と、そのときに、私が思ったこと。その中で気づいたこと、私が書きたかった「楽」という言葉の真の意味などを考察し、大幅な追記を加えました。他の本に比べて、日本に来て私が感じた「神様」関連の話が多くなっています。
・新刊<「徴用工」の悪心>が、発売中です。韓国で言う「強制徴用問題」は、歴史問題ではなく戦後国際秩序の問題であり、善悪論ではなく国際法の合法・違法で語るべき問題であります。韓国のいう良心とは、日本への悪心(害を及ぼす悪しき心)です。ぜひご一読を!
・他にも韓国の反日思想に対する考察をまとめたシリーズがございます。それぞれ、重点を置いた部分が違います。今までのシンシアリーの拙著については、書籍紹介ページをご覧ください。
・シンシアリーはツイッターをやっています。他のSNSはいまのところやっていません。ほとんどが更新報告ですが、たまに旅行先の写真をツイートする時もあります。よかったらチェックしてみてください。https://twitter.com/sincereleeblog