ニューライト

ツイッター経由でいらした方々、コメント欄や「いいね(曇るね)」ボタンが無いなど、スマホやタブレットなどモバイル機器での表示に何か不具合があった場合、ここをクリックしてください

 

本文にも同じ文章がありますが、本エントリーは「人」ではなく「派(ニューライトとされる系列)」に関する一般論に対する内容です。同じニューライトでも「個人」一人一人を取り上げるなら人それぞれ意見が違う点もあるでしょうけど、本エントリーではそこまでは書きません。

ニューライト(新保守)をご存知でしょうか。他の国とは違い、韓国でニューライトというと、『極右親日派』ということになっています。

なぜなら、彼らが「植民地近代化論」を主張しているからです。植民地近代化論とは、併合のおかげで朝鮮半島が発展できたとする主張で、韓国ではタブーとされています。

慰安婦を戦時売春の一種だと言ったせいで土下座謝罪させられたイ・ヨンフン教授が、韓国では典型的なニューライトです。彼がどんな主張をしているのかは、関連エントリーをお読みください

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

韓国の大手ポータルDAUM(ダウムカカオ)の説明によると、こうなっています。

<・・韓国のニューライトは、経済的には新自由主義(ネオリベラリズム)を標榜し、歴史的には植民史観(※植民地近代化論など)を正当化して、社会的には社会進化論を主張する。結果的に、従来の進歩と、既存の保守が持っている理念の極端な対立そのものを克服の対象にし、実用的な路線で、これを克服しようとする姿勢を標榜している。彼らは既存の保守と進歩陣営どちらも独裁者と排斥した李承晩を国父として崇めるなど、新しい国家主義の正統性を主張しながら、憲法にも謳われている臨時政府の正統性さえも無力化しようとする試みを見せる。

2008年ニューライト全国連合は親日人名辞典編纂委員会と民族問題研究所が発表した「親日人名辞典」に反対の立場を示し、ニューライト教科書フォーラムなどを通じて教科書製作に進出した。 2015年に浮上した国史教科書論争では、国政化を積極的に支持する姿勢を見せた。ニューライト全国連合、自由主義連帯、教科書フォーラム、北朝鮮民主化ネットワーク、市民と共にする弁護士たち、自由主義教育運動連合、ニューライトネットワークなどの団体が活動している・・>

 

本ブログとしては、ニューライトの方々の勇気と識見に深く感謝すると同時に、「だからって全肯定はできない」というスタンスを取っています。

彼らの主張の中で、「併合時代に経済が発展した」、「臨時政府史観はデタラメ」、「反共をもっとしかりしないと韓国は亡ぶ」、「今の韓国社会の慰安婦、強制徴用のイメージは作り話だ」などには本ブログもほぼ異論無しに同意できます。

でも、「反日は左派のせいで、北朝鮮が関わっている」「李承晩こそ国父」などの主張には、同意できません。本ブログとしては、前者は「左派や北朝鮮が関わっているのは事実だが、それだけではない」、後者は「評価できる点が無い。金九よりマシだったとは言える」です。

また、ニューライトが併合時代に対する評価を「経済」に限定しすぎる点も、ちょっと残念です。個人的に、経済だけでなく、まったく新しい「文明」そのものが出来た時期だと思っていますので。同じく、ニューライトも併合を「植民地」としています。韓国のネットでは、ニューライトを批判する目的で書かれた「ニューライトは植民地ではなく併合という」「ニューライトは慰安婦は『無かった』と主張している」などの主張をよく見かけます。でも、これも事実とはちょっと違います。もちろん人にもよるでしょうが、私が知っているかぎり、ニューライトも一般的には「植民地支配」としており、「慰安婦はあった、でも性奴隷ではなかっった」としています。

繰り返しになりますが、ニューライトと言っても人それぞれ意見が少しずつ違うでしょうけど

 

 

もう韓国では、慰安婦、強制徴用など「話題になる」事案で日本の主張を支持すると、その人は「ニューライトだ」と言われるようになりました。その人が詳しくニューライト系なのかどうか、相応の団体に属しているのかなどはどうでもよくなりました。軍艦島などで「強制ではなかった(ビジネスだった)」と主張しているイ・ウヨン氏も、彼がニューライトなのかどうかは明らかではありませんが、韓国ではニューライトとなっています。朝鮮日報の主筆カン・チャンソク氏をニューライトだとする指摘もありますが、個人的にはパッとしません。

さらに、芸能人とかが日本の意見に同調するような発現をすると、その人に関して「ニューライト団体所属」「父がニューライト」などの根拠のないデマが広がったりします。「親日派」レッテルとよく似たような使い方になりました。

 

 

 

 著書関連のお知らせ ♨

※書籍のリンクはAMAZONページとなります(アフィではありません)※

・新刊「なぜ韓国人は借りたお金を返さないのか~韓国人による日韓比較論~」が2月10日に発売です!韓国には無かった、平等という価値観。それこそが、日本人とお金の間の共存関係に妙な品位を作り出していること、皆さんはお気づきでしょうか。

・新刊「人を楽にしてくれる国・日本~韓国人による日韓比較論~ (扶桑社新書) 」が3月2日に発売です!姪の病気の話を聞いたときの、私の「中」の動揺と、そのときに、私が思ったこと。その中で気づいたこと、私が書きたかった「楽」という言葉の真の意味などを考察し、大幅な追記を加えました。他の本に比べて、日本に来て私が感じた「神様」関連の話が多くなっています。

・新刊<「徴用工」の悪心>が、発売中です。韓国で言う「強制徴用問題」は、歴史問題ではなく戦後国際秩序の問題であり、善悪論ではなく国際法の合法・違法で語るべき問題であります。韓国のいう良心とは、日本への悪心(害を及ぼす悪しき心)です。ぜひご一読を!

・他にも韓国の反日思想に対する考察をまとめたシリーズがございます。それぞれ、重点を置いた部分が違います。今までのシンシアリーの拙著については、書籍紹介ページをご覧ください。

・シンシアリーはツイッターをやっています。他のSNSはいまのところやっていません。ほとんどが更新報告ですが、たまに旅行先の写真をツイートする時もあります。よかったらチェックしてみてください。https://twitter.com/sincereleeblog

+142

© 2021 シンシアリーのブログ Powered by AFFINGER5