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故・金大中大統領の奥さん、イ・ヒホ(李姫鎬)女史が昨日、亡くなりました。
実はこの件で、韓国側は、北朝鮮から訪問団が来るのではないか・・という期待感を持っていました。
イ・ヒホ女史は金正日氏の葬式の際にも北朝鮮を公式訪問しました。政治家のような生き方をしたわけでもないので、彼女を敵視する人はそういません。
だから、イ・ヒホ女史への弔問のため・・・・ということで韓国に来て、一気に南北平和ムードの再開になるのではないか!少なくとも何かのメッセージはあるはずだ!という期待感でした。
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実は、「トランプ大統領と文在寅大統領の首脳会談の前に、金正恩委員長が韓国に来て、南北首脳会談をやるのではないか」という話もありました。もちろん、非公式な話で、その根拠は「そうするに違いない」というレベルのものでした。だから今回こそ来るのではないか、と。
そして、今朝、北朝鮮から連絡がありました。弔花と弔文を用意したから「責任ある南の人が」受領していくように、とのものでした。
<・・チョン・ウィヨン青瓦台国家安保室長は12日、金正恩北朝鮮国務委員長の妹である金与正(キム・ヨジョン)労働党第1副部長から故・李姫鎬、金大中平和センター理事長に送る弔花、弔文を受け取ったと明らかにした・・
・・チョン室長は金副部長が「故李姫鎬様が民族和合と協力のために努めた意味を奉じて、南北協力を継続していくことを願う」と話したという・・
・・しかし、金委員長が文在寅大統領に送る親書やメッセージは無かったことが分かった。チョン室長は「(親書やメッセージは)なかった。今日は故人の追悼と哀悼の言葉に集中した」と伝えた・・>
https://news.v.daum.net/v/20190612182902901
私は個人的に、イ・ヒホ女史への弔問は、『北朝鮮側に対話の意志があるなら』、それを伝えるいいチャンスだったのではないか、と思っています。
しかし、親書もメッセージも無かった、となると・・これは、韓国が望んでいるような「平和ムード」に、北朝鮮はこれといって興味が無いという意味でもありましょう。
どうしてもトランプ大統領との首脳会談の前に「ネタ」が欲しい韓国と、興味を示さない北朝鮮でした。
北「故人のご冥福をお祈りします」
南「ちゃんとお伝えします」
北「太陽政策のときにはごちそうさまでした」
南「じゃ親書を」
北「弔花をどうぞ」
南「メッセージを」
北「弔文ならここに」
南「・・・」
北「なにか」
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