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韓国が、いわゆる強制徴用問題の解決策として、日本に新しい提案をしたという報道がありました。
便宜上、あえて被害者という言葉を使うと・・「既存の被害者(最高裁が賠償判決を確定した人たち)に関しては基金で解決し、これから発生する(判決が確定する)被害者たちの分は、韓国政府が解決する」という内容です。
初めて報道したのは文化日報で、「与党関係者によると」というものでした。大統領府と外交部は、「事実無根だ」とこの報道を否定しました。
(ここから「続きを読む」の後になります)
これ以上引用する内容もありませんが、一応、URLは↓になります。
https://news.v.daum.net/v/20190711141134050?d=y
「日本に提案したが、日本からは返事が無い」、とも。
紹介したばかりの新刊「今、韓国で起こっていること ~「反日批判」の裏側に迫る~」にも、「基金案はなぜダメなのか」というチャプターがあります。そこでもいろいろ書きましたが・・本エントリーには、本には書いてない内容を述べてみます。
私は基金案を聞くたびに、「あ、『情(ジョン)』の要求か」と思ってしまいます。
韓国を支える民族情緒は二つあります。なにがあってもナムを許してはならないとする「恨(ハン)」と、なにがあってもウリを許すべきだとする「情(ジョン)」です。
ナムには徹底的に法律を仕向ける(告訴が多い)のに、ウリには法律ではなく自分たちだけのルールで全てを解決する、すなわち情は、法の反対概念でしかありません。
今回の案も、「これからは法でやるからさ、いままでの分は情でなんとかしようよ」「これからはちゃんと返すからさ、もう一度だけ貸してくれよ」・・・そんな類のものでしょう。
一応「韓国政府がやる」ことは想定しているようなので、「じゃ、全部韓国政府がやれ」でいいじゃないでしょうか。
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最近、韓国側から「反日」を批判する声が上がってきます。それは、反日を批判しているから「親日」なのか?それとも反日の一部にすぎないのか?なんでこのタイミングで反日批判が増えたのか。それはただ「用日」として切り捨てればそれでいいのか。もう少し裏側に迫ってみます。
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・他にも韓国の反日思想に対する考察をまとめたシリーズがございます。それぞれ、重点を置いた部分が違います。今までのシンシアリーの拙著については、書籍紹介ページをご覧ください。
・シンシアリーはツイッターをやっています。他のSNSはいまのところやっていません。ほとんどが更新報告ですが、たまに旅行先の写真をツイートする時もあります。よかったらチェックしてみてください。https://twitter.com/sincereleeblog