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今回のNO JAPAN(日本不買運動)だけでなく、韓国が「市民の力」と呼ぶものには、1つ共通点があります。政府が煽り、政治勢力化した市民団体が仲介し、民が群がる、「楽な扇動、楽しむ民衆」という見苦しい図で行われる点です。だから、韓国は改革が出来ません。極端に2つに分かれた勢力の上下関係が入れ替わるだけです。
「楽に生きたいなら、常に群れを作る人たちと一緒にいればいい。群衆の中で、自分自身の個人的判断ができなくなるまで」というニーチェの言葉もありますが・・まさにその言葉が「悪い意味でぴったり」です。
朴槿恵氏弾劾のときにメインテーマとして何度か取り上げましたが、「群衆(群集)心理」の悪いところが集約されていると言えましょう。
日本の記者たちを集めて、韓国の与党(共に民主党)が懇談会を開きました。産経から朝日まで、日本の記者たちの質問は「なんで民間でない領域(自治体、与党、政府など)が不買運動に介入するのか」に集中しました。韓国の与党は、次のように答えました。
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・共同通信の記者「私が見るに、韓国の市民は思ったより冷静に行動する。むしろ韓国政府と与党が反日感情をあおるという批判がある」
・韓国与党「原因の提供は、外交的問題を経済に引き込んだ安倍政府の措置だ。これについてどう思うのか」
・朝日新聞の記者「国家の税金で運営されている地方自治団体が日本製品不買運動に参加することについてどのように考るのか」
・韓国与党「日本はなぜ経済侵略をしたのか」
・産経新聞の記者「韓国政府が特定の国や企業の製品を買わないようにすることは、国際規範に違反する可能性があるのではないか」
・韓国与党「日本製品の不買運動は安倍総理に警鐘を鳴らすため、韓国の国民が仕方なく選択した国民的運動だ。大統領、市長、道知事、国会議員、誰も不買を提案したり、扇動したことがない。自由貿易の原則を破り、不当な経済報復を開始した日本側が韓国政府や自治体が国際規範を違反し不買運動を扇動してないのかと聞くとは、片腹痛いことだ」
・「(日本政府のレジスト輸出許可があったことで)経済紛争解決の出発点になるこのではないか」という日本側の記者の質問
・韓国与党「1000人が通う道を防いでおいて、1人だけ通して『私は良いことをしたでしょう?』と話す4歳児の甘えを見ているようだ。安倍総理が一つを放った(※輸出許可した)からって素晴らしいと思う人は一人もいない」
https://news.v.daum.net/v/20190812171057645?d=y
市民団体無しには何もできない国民。政治勢力化して政治家と癒着している市民団体。これが、韓国の「改革はできず、上下関係が入れ替わるだけ」の基本システムです。
暴力団を動かして野党議員をフルボッコにして「民間がやったことだ」としていた李承晩大統領(長いスパンで見ると、李承晩にやられた野党が今の韓国与党のルーツでもありますが)。慰安婦像を「民間がやったことだ」として政府は一切介入できないと話していた朴槿恵大統領。そして、いまの文在寅政府のやり方も。すべて同じパターンです。
「韓国民は反日ではない。反安倍だ」という言葉ですが・・韓国はきっと、安倍総理の次に総理大臣になる人にも同じことを言うでしょう。反日案件などいくらでもあります。韓国そのものが「反日案件」で生まれた国ですから。
その総理大臣が、100%韓国側と同じ意見を出さない限り、韓国の奴隷にならないかぎりは。
・・って、どこが「国民は思ったより冷静」ですか(いまさらツッコミ
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・他にも韓国の反日思想に対する考察をまとめたシリーズがございます。それぞれ、重点を置いた部分が違います。今までのシンシアリーの拙著については、書籍紹介ページをご覧ください。
・シンシアリーはツイッターをやっています。他のSNSはいまのところやっていません。ほとんどが更新報告ですが、たまに旅行先の写真をツイートする時もあります。よかったらチェックしてみてください。https://twitter.com/sincereleeblog