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ソウル大学で先任研究員であるヨシカタベキ(吉方べき)氏が、ノーカットーニュース(CBS)とのインタビューで次のように話しました。
エントリーの本題はヨシカタ氏の発言ではないので、適当にまとめてみます。
初稿の時にヨシカタさんの名前を誤訳していました。「ふみ」さん情報提供ありがとうございます。また、「先任」研究員は職務に就く前から任務を得ていたとの意味で、専任より地位が高いことが多いそうです。
(ここから「続きを読む」の後になります)
・安倍を支持しない人たちの中でも嫌韓が広がっている
・韓国を「またトンデモナイこと言ってる」としか見ない日本人が多い
・過去反省を主張する人たちでも「韓国は除外だ」という
・マスコミの問題が大きい(池上彰さんを名指しで批判しています)
・日本社会は「自己責任」という言葉で社会の少数弱者を破壊する。韓国にも自己責任を要求するから嫌韓の雰囲気が広がる
https://news.v.daum.net/v/20190826050309069
ヨシカタ氏は「東日本大震災の影響で『みんなで頑張る』が強くなったせいで自己責任も強くなり、それが社会の弱者を破壊するようになった」と、よくわからない主張をしています。そういう点はユニーク(悪い意味で)ですが、全般的には、いわゆる「良心的日本人」の方々がマニュアル的に話す内容です。
本エントリーで本題にしたいのは、そっちではなく、CBS側の反応です。記事は、ヨシカタ氏の「安倍を支持しない人にも嫌韓が多い」という話に、こう反応しています。
「彼(ヨシカタ氏)の話から覗いた日本社会の雰囲気は、予想と期待から大きく外れていた」。
予想と期待って何か。
それは、韓国マスコミ及び政治家たちが前々から主張している「嫌韓は極右(安倍総理支持勢力)によるもの」「普通の日本人は韓国が好き」という「予想と期待」です。「邪推と願望」と書いたほうがいい気もしますが。
安倍自民が選挙で勝つことを「日本人は権力に順応するだけだから」という理屈で説明しながら、かろうじて精神の安定を維持してきた韓国。その韓国が「期待」していたものは、「嫌韓は安倍(極右)だけのもの」なわけです。
ヨシカタさんの意見の中で同意できるのは、「『韓国がまたトンデモナイこと言い出した』と呆れる世論が広がったこと」だけです。
読売新聞の調査(23~25日)では、韓国をホワイトリストかた除外することに回答者の65%が「支持」、韓国がGSOMIAを破棄したことには83%が「理解できない」と答えました。安倍総理の支持率は58%。
https://news.v.daum.net/v/20190826091439110
韓国の予想と期待は、まさに「予」「期」せぬ出来事たる『現実』にぶつかっているようです。
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