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北朝鮮から「米国は日本の肩を持つ」な趣旨の主張をしたことについてお伝えしましたが、今度は米国で国際政治学者として活動中の韓国人教授(名誉教授)が同じ主張をしました。
『米国で最高の北朝鮮専門家とされる(記事から引用)』という、パク・ハンシク、ジョージア大名誉教授の主張です。
教授はGSOMIAを「戦犯国家とGSOMIAを結んだ事自体が間違いだった」としながら、日、米、韓の関係をこのように述べています。
(ここから「続きを読む」の後になります)
<・・(※記者の質問) 米国が韓国より日本の肩を持つ可能性が大きいと見ますか
「当然だ。米国は無条件で日本の味方だと見なければならない。特にドナルド・トランプ米大統領は、日本の再武装に肯定的である。お金しか知らないトランプ大統領は、日本が再武装すれば、米国の軍産複合体が日本を相手に多大な経済的利益を手に入れると見ている。日本の再武装という面でもGSOMIAは必須だ。いろいろ、米国は韓国政府の肩を持つのが難しい構造だ」
・韓日葛藤の解決策があるのでしょうか
「事実、あまりアイデアが無い。しかし、南と北が日本慰安婦と強制労役、独島問題などで共同で対応したらという願いがある。もしソウルと平壌が手を取り合って日本の過去歴史問題の解決に乗り出した場合、日本は手も足も出せないだろうし、国際社会での地位も大きくなって大義名分も立つ。ムン・ジェイン政府がうまく説得すれば、北朝鮮も明らかに歴史・民族問題では意見が一致するだろう。早くそんな日が来たら良いと願う」・・>
https://news.v.daum.net/v/20190904050758034
「統一すれば強大国」論もそうですが、この手の主張をする人たちにはいつも致命的な問題点があります。『南北が民族の力を合わせると、なぜそんなに急に強くなるのか』の論拠が欠けている点です。
彼らの論拠は、「そうに違いない」だけです。
労働新聞や宣伝メディアなどで出てきた話は、「これからはこの路線で行くぞ」というサインのようなもの。これからは、韓国だけでなく、知識人とされる多くの人たちが、各国で「米国は日本の味方」「南北で抗日しよう」という主張に熱を上げるでしょう。
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