大統領府VS検察・・文在寅政府の「ウリを守れ大作戦」

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個人的には「もういい」レベルの話題ですが、韓国であまりにも大きな騒ぎになっているので、今日エントリーします。

韓国社会は、相変わらず「日本の知識人は安倍を批判している」「輸出規制は日本にブーメランになった」「不買運動で日本経済に大ダメージ」「GSOMIAは日本のせい」などの記事で溢れています。でも、それを上回るニュースもあります。

「日本と戦え。びびるな」「最高裁(いわゆる強制徴用)判断に反対する人は親日派と呼ばないといけない」「愛国か、利敵かだ」などの抗日発言で(韓国で)大きな人気を得た、チョ・グック(曺國)前大統領府民政首席秘書官のことです。祖国と発音が同じこともあって、ものすごい愛国者、一部では「李舜臣」とまで言われた彼ですが・・

娘さんの入試不正など、彼だけでなく一家全員の疑惑が次々と明らかになり、大ピンチとなりました。

すると、「検察がチョ・グック氏の疑惑関連で(家宅捜索などで)動いたのは、チョ氏が検察改革を主張してきたからだ」という与党側の主張に同調、大統領府・対・検察という流れになってきました。

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

去年あたりから、文在寅政府は検察の力を大幅に弱くする「改革」を進めています。今年2月には、文氏が「現在の検察・警察は日帝による支配構造であり、改革しないといけない」と話したりもしました。

その「責任者」になるため、法務部長官になる「はず」だったのが、チョ・グック氏だったわけです。そのチョ氏がピンチになったから、大統領府は「検察が悪い」という主張で攻撃に出ました。「チョグック氏は法務部長官にふさわしい」はどうでもいいのでしょう。

 

<・・大統領府が長官候補者の疑惑捜査に関して解明と反論を重ねて(※これは本人がやるべきことで、大統領府がこれを言うと検察捜査への介入になります)、検察がこれを公開批判する、史上初の事態が起こった。政界では、大統領府と検察首脳部の葛藤が取り返しのつかない状況まで行ったという分析が出ている・・>

https://news.v.daum.net/v/20190905201102724

多分、来週あたりに大統領権限で任命するのでは?な予測もあります。

 

 

韓国社会は、「公正」たる言葉にものすごく敏感です。今回の件も、結局は「自分の子を大物に育てようと競争しすぎてはいけない。みんながそれぞれの立場で暖かく暮らせる社会を作ろう」と主張していたチョ・グック氏が、自分の子の入試や学歴、投機など家族ほぼ全員に対する違法性と特例を得ていたことが、問題の発端です。韓国の政治界でよく大騒ぎになる「息子の兵役免除」の娘バージョンみたいなもの、といえばいいでしょう。

https://news.v.daum.net/v/20190820191055232

 

 

ここからはチョグック氏の件だけでなく、個人的な持論の話ですが・・

韓国社会に「公正」があるのでしょうか。そもそも、社会のすべてが「両極端な2つの対立」を必要としているので、片方の「正」は、もう片方には「不正」でしかありません。「『公』正」が成立しません。できません。

それに、「下」の立場にいたときには「こんなの正しくない」ある基準を批判していた人でも、「上」の立場になると、その基準を自分の力にして、まさしく享受します。ある基準を批判していたのは、その基準の可否ではなく、ただその基準を自分のものにしたいと思っていただけです。

左の言う公正は、右が左に従うことでしかありません。下の公正は、上を引きずり下ろすこと。上の公正は下を踏み潰すこと。そんな社会に公正などあるはずがありません。

なぜ「恨(ハン)」という民族情緒が出来たのか、こうしてみると「極めて不自然なのになぜか自然な流れに見える」から、不思議なものです。

 

 

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