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チョ・グック氏関連ニュースがあふれる中、チョ氏が「私は社会主義者だ」と話す場面がありました。
90年代、「極左」とされる『南韓社会主義労働者同盟』という組織がありました。チョ氏はその傘下組織『南韓社会主義科学院』に関与しており、社会主義革命を目指す事件にも関わっていました。
当時、『同盟』は反国家団体だけど、『科学院』は(国家保安法としては)反国家団体よりマシな「利敵団体」となりました。また、チョ氏が2審で『私は南(略)同盟の綱領に同意していない』とアピールしたこともあり、チョ氏は執行猶予となりました。
法務部長官聴聞会で、チョ氏はその件で次のような質問を受けました。
(ここから「続きを読む」の後になります)
「で、転向はしましたか」。
韓国では、主に「北朝鮮絡みの思想から、自由民主主義に思想を変えたのか」という意味になります。
その質問に、チョ候補者はこう答えました。
「転向という言葉はレッテル貼りだから答えない」「転向という言葉そのものが権威主義的なもの」、「私は自由主義者で社会主義者」。
https://news.v.daum.net/v/20190906223113037
そんな中、文化日報が、こんな記事を載せました。
<チョ・グック法務部長官候補者が1992年に韓国社会主義労働者同盟傘下の韓国社会科学院の機関紙「ウリ(※私たちの)思想」創刊号と2号にて、仮名で、資本主義体制を否定するなど大韓民国の憲法的価値を否定する内容の論文2編を寄稿したことが新たに分かった・・
・・(※この論文を見つけた保守系団体の院長は)「2編の論文は、大韓民国の自由民主主義と市場経済体制を明確に否定し、威嚇して、労働者階級の闘争による社会主義革命を扇動することで、自由民主主義の基本秩序を危うくする内容である」と主張した・・
・・「過去の誤った認識と判断で社会主義活動をしたことがあるだけならわかるが、自由民主主義体制の守護と法の正義のための大韓民国法務部長官になりたいなら、武装蜂起を通じた体制転覆革命理論(※当時の南韓社会主義労働者同盟の目指す活動の中でもっとも問題になったのがこの武装蜂起です)に関する立場を明確にし、国民の疑問を解消しなければならないだろう」と述べた・・>
https://news.v.daum.net/v/20190904113949583
「韓国に改革はありえない。極端に分かれた2つの勢力の上下が入れ替わるだけ」と書いてきた本ブログですが・・なんだかんだでまだ兵役制度がある国で、こんな人が法務部長官候補になるとは、驚いてしまいました。
というか、社会主義者からしても迷惑な話ではないでしょうか。チョ氏および一家の方々の疑惑って、いわば特例、特恵、ズルのオンパレードですから・・
文たんの「後継者」とされているチョ・グック氏。さて、文氏からするとどうしても長官に任命したいはずではありますが・・
ヘタですみません。
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