ナニサマダ

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韓国側の記事を読んでいると、たまに負債意識という言葉が出てきます。相手や社会に対して「相手が私に恩を施してくれたから、私も何かを返さないといけない」とする意識のことです。

肯定的に活用できるなら何も問題無い概念ですが・・韓国は、相手の負債意識(相手が私に対して悪いと思っていること、なにかしてやりたいと思っていること)は強調しながらも、自分の負債意識(私がが相手に対して悪いと思っていること、なにかしてやりたいと思っていること)にはあまりにも無関心です。

言い換えれば、相手の負債意識を、自分の道徳的優位に利用する風潮は強いけど、自分自身が相手より道徳的に劣っているとは絶対に思いません。

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

例えば、『なぜ韓国人は借りたお金を返さないのか』でも論じたことがありますが、韓国人は、同じ集団内の人に優しくしてやったことを、『情』という名の前金としか考えていません。だから、その人からお金を借りても、それを返さなくてもいいと思ってしまいます。返せなくなると、お金を返せという人を「情の無いやつ」とし、恨みます。

 

まだ輸出管理がどうとかの話が出てくる前の、朝鮮日報の7月19日の記事ですが・・

記事は、戦後、中国は日本に(戦争賠償を放棄するなど)寛容だったとしながら、それが日本の「負債意識」を刺激し、日本が中国にODAを30年も提供したとしながら、このように書いています。

<・・中国の(※日本への)寛大な戦争責任追及は、道徳的優位を確保したまま日本の負債意識を最大限外交資産として活用する『深謀遠慮(未来を見据えての策)』であったのだ。一時は韓国も享受したその外交資産が、急速になくなりつつあると感じるこの頃である。>

https://news.v.daum.net/v/20190719030807049

 

「韓国は負債意識を感じていない」を絶対条件にしないと、書けない内容です。

本ブログ的に書くと、「相手が『悪いな』と思うその感情すらも、結局は上下関係を作るための道具でしかない」わけです。

だから、韓国には「自分自身の」負債意識といういものはありません。

それを持ってしまうと、自分が「下」になるからです。

ずい分前から書いてきた、「韓国では、謝れば『下』扱いされる」ということ。それとも繋がっている内容であります。

疲れます。マジで。

 

 

 

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