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福島原発問題の「処理水(韓国では「汚染水」と言います。貯蔵水とする場合もあり、危険性が無いとする人も汚染水という表現を使うことがあるので、悪意のある書き方なのか、それとも普通にこう使っているのかの判断は微妙です)」の件で、韓国政府は相次いで問題を提起し、各マスコミから大きく報道されています。
しかし、極めて一握りではあるものの、原子力、放射能専門家の中には、「反日と科学の乖離がひどい」と指摘する声もあります。結局は潰されたり、無視されたりしますが・・
そんな意見を一つ紹介します。文化日報「日本放射能、反日と科学の乖離」、慶熙(キョンヒ)大学原子力工学科、チョン・ボンジン教授です。
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・日本外務省は4日、東京駐在22カ国の外交官に1福島第1原発関連で103回目の説明会を開いた。韓国政府の相次ぐ問題提起と無関係ではないだろう
・韓国では、日本放射線関連ニュースが著しく増えた。東京でホットスポット(放射線レベルが高くなっている部分)が発見されたとか、福島吾妻野球場で基準値の2倍に達する空間放射線が測定されたとか、福島放射能汚染水の太平洋に放流するとか、福島産食材を使用と関連し2020東京オリンピックボイコットの話とか
・日本のブロガーが発見したという東京都の4カ所の『ホットスポット(放射能数値が高い場所)』は、文字通り「点」である。ホットスポットを少し外れても放射能は測定されない。東京の空間放射線量は、ソウルより同じか少ない位だ
・福島野球場で部分的に0.5μSv/ hの空間放射線量が測定されたと騒ぎしているが、福島県の空間放射線量もソウルより低い。また、数値に慣れていない人は、旅客機の空間放射線量がそれの10倍になるという点も知っておくといいだろう
・福島に貯蔵されている放射能汚染水約105万tのセシウム137の総量は4.2×10の11乗ベクレル(㏃)で、 2011年の事故時の排出量の0.003%程度である。福島原発事故の時も「放射能汚染水が韓国に影響を与える」と騒々しかったが、意味のある影響は認められなかった。いまはその0.003%でここまで大騒ぎをしているわけだ。貯蔵された三重水素の量も1.0×10の15乗㏃、地球上に自然に存在する三重水素の0.014%に過ぎない
・日本が貯蔵水を放流するとも言ったことはない。2015年に策定された5つの案の一つであり、厳格な安全基準で管理される。グリーンピースが提起した福島の放射能汚染水放流に関する報道(※韓国でよく根拠とされています)は、国際ニュースでは検索してもヒットすらしない。韓国のニュースだけに出てくるということを、国民は知っておくべきだろう
・非科学的にこの問題を反日の道具にするなら、国際的に孤立するのは韓国だ。表面上では経済報復と関連、日本政府を糾弾する姿をしているものの、実は反日感情に便乗して、国民に「放射線の恐怖マーケティング」をしているようにしか見えない。国の大恥晒しにならないように気をつけたほうがいいだろう。外交問題にしたいならすればいいだろうが、その前に専門家に聞いてみるのが正道ではないだろうか
https://news.v.daum.net/v/20190906135048163
韓国側のマスコミが「根拠」っぽく使っている資料(グリーンピース、ブログ記事)を並べて反論する形になっているのがユニークな記事でした。
普通、放射能記事には多くのコメントが付きますが、この記事には3つしかありません。「強制徴用はあった!事実だ!」という本文と関係ない内容を1人で3つ書いたようです。
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最近、韓国側から「反日」を批判する声が上がってきます。それは、反日を批判しているから「親日」なのか?それとも反日の一部にすぎないのか?なんでこのタイミングで反日批判が増えたのか。それはただ「用日」として切り捨てればそれでいいのか。もう少し裏側に迫ってみます。
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・他にも韓国の反日思想に対する考察をまとめたシリーズがございます。それぞれ、重点を置いた部分が違います。今までのシンシアリーの拙著については、書籍紹介ページをご覧ください。
・シンシアリーはツイッターをやっています。他のSNSはいまのところやっていません。ほとんどが更新報告ですが、たまに旅行先の写真をツイートする時もあります。よかったらチェックしてみてください。https://twitter.com/sincereleeblog