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GSOMIA破棄に対する批判が強くなっていた頃、共に民主党のイ・ヘチャン代表がこんなことを言いました。「私たちを非難する新・親日派な行為をやめろ」。
「反日」が韓国の総意であるという反証に、「親日派」という言葉が持つ破壊力があります。
この「親日派」について、2つの記事を部分引用してみます。
(ここから「続きを読む」の後になります)
<韓国人が最も言われたくないと嫌がる言葉が「親日派」だ。「あんたは親日派だ」と呼ぶ攻撃は、「到底相手にできない××」という侮蔑的「辱(低俗な悪口)」と受け入れられる。
もし公人が親日派という烙印を押されたら、それは一種の「死刑宣告」と同じだ。だから、政治的な攻撃手段としても活用される。その場合、親日派烙印を脱するために、激しい衝突につながることが日常茶飯事だ・・
・・与党から親日派攻撃を受けたナ・ギョンウォン自由韓国党院内代表が「限りなく不快だ。親日派の子孫は、与党により多い」と反撃したのがその例だ・・
・・現在74歳にならない人は、日本植民地時代を一日も経験したことはない。それでも私たちの社会が親日派トラウマから抜け出せないでいるのは、国家的悲劇である・・>
https://news.v.daum.net/v/20190816133043062
なんで抜け出せないのか?「そういうもの」を必要としているのです。
仁川日報というローカルソースの論説委員は、こう書いています。
<・・「口数が多い奴はパルゲンイだ」という話があった。今だと、「前に出る奴は親日派」なのだろうか。無作為に親日派を量産していくことが心配だ。>
http://www.incheonilbo.com/news/articleView.html?idxno=978532
先、「反日」が韓国の総意であるという反証に、「親日派」という言葉が持つ破壊力があります・・と書きました。
じゃ、こう書いてみたらどうでしょうか。「軍事政権のときに反共が韓国の国是だったという反証に、『パルゲンイ(共産主義者)』という言葉が持つ破壊力があります」。
あのときは、パルゲンイと言われると、それで終わりでした。そう、あのパルゲンイと親日派は、結局は「私のウリでないやつは悪い奴だ」の論拠(むちゃくちゃな)でしかないわけです。
親日派もパルゲンイも、本来の意味などもうどうでもいいのでしょう。ただ、軍事政権を積弊扱いしている今の文在寅政権で、結局は同じことが繰り返されていることは、笑うしかありません。
そう、これもまた、上と下が入れ替わっただけのこと。韓国社会は、自分の正しさを証明するために、誰かを悪にするためのレッテルを必要としてきました。左と右の、その代表的なレッテル名が入れ替わっただけなのです。
2つの言葉に差があるとすれば、パルゲンイは時代によって擁護されたりもしましたが、親日派が擁護される時代は無かった、これからも無いだろう・・そういう圧倒的な差があります。
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最近、韓国側から「反日」を批判する声が上がってきます。それは、反日を批判しているから「親日」なのか?それとも反日の一部にすぎないのか?なんでこのタイミングで反日批判が増えたのか。それはただ「用日」として切り捨てればそれでいいのか。もう少し裏側に迫ってみます。
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