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ろうそく革命(笑)の頃から、本ブログでは「韓国に改革はありえない。上と下が入れ替わるだけ」という話を書いてきました。
それとよく似た話をする人がいました。韓国では、「何も変わっていない」というのはタブーです。なぜなら、「前の人(前の政権)と同じ」というのは、今の政権だけでなく、前の政権に対してもよくないニュアンスになるからです。
韓国社会の「不満」のほとんどは、政府への批判です。政府が入れ替わると、いわゆる政権交代が行われると、この不満は嘘のように消えます。新しい時代が来た!と騒がれます。だから、両方を批判するニュアンスになる「変わってないじゃん」はあまり耳にしません。
文化日報、チェ・ジンソク、西江(ソガン)大学哲学科教授の主張の中で、該当部分を引用してみます。
(ここから「続きを読む」の後になります)
以下、教授の発言を訳するにおいて、教授はその人が持つ本質的な志を「視線の高さ」としています。本訳では「レベル」にしました。
<・・「朴前大統領の時に起こったことが、文大統領(※の今で)も、そのまま起こっています。『この人』の既得権が『あの人』の既得権に変わっただけです。価値や態度が変わったのではなく、人だけが入れ替わったのです。大差なく同じレベルの人が服だけ着替えて全く異なる人のふりをしているのです。人は別人だろうとも、レベルの高さが同じなのです。
革命は、生活の方式や、世界に対する態度が変わることです。この天下りがあの天下りに変わっただけでは、革命はありえません。天下り自体をしないようになるのが革命です。「機能」だけに陥ってしまった生活の習慣が、本質的価値を追求する生活に変わらなければ、レベルは高くなりません。
自分にずっと問い続けなければなりません。私は誰なのか?私はどんな人になりたいと思っているのか?そのような根本的な質問が、機能に閉じ込められた生活を解放することができます。
(※そのためには)自分で否定したことを自分でやらない、それから始めなければなりません・・>
http://www.munhwa.com/news/view.html?no=2019091801031630121001&w=ndl
自分で否定したことを、自分でやらないこと。
パクは悪いやつだ!としておいて、ムンも同じことをやる。右か左かが変わっただけで、その権力を享受する人が変わっただけで、中身は同じ。
本ブログで書いた「上下が入れ替わるだけ」という文章と似ている気がします。チェ教授の名前は初めて聞きましたし、多分この教授も日韓関係については私と違うことを主張しているかもしれません。
でも、同じ主張を見つけるのは、どこか和みを感じるのも事実です。
本ブログのコメント欄には、無数にありますけど(笑
教授は他にも「文在寅大統領は自分のレベルより高い理想に無鉄砲に突き進んでおり、その部分を民族という言葉で補っている。これは国家としては非常に危ないことだ」としています。
機会があれば、その部分も紹介したいところです。
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