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日本で30年間暮らした「JPニュース」代表ユ・ジェスン氏が、新東亜(東亜日報系列のネットメディア)に「今の日本の雰囲気」を話しました。
「お金になるからって嫌韓ばかり~」など『いつもの系』の話もありますが、中には妙なもの(悪い意味で)もあります。
全般的な内容は記事の最初にある見出しの部分だけ引用します。
・GSOMIA終了後、知韓派も断交したいと言うほど韓国を嫌う
・仲間意識がGSOMIA終了後には裏切られたという感情に
・日本人は「先代が犯した戦争犯罪、謝罪したくない」という
・MBの国王謝罪発言以降、嫌韓ムードが盛り上がっている
・韓国政府は論理が欠如していて、加害者の日本が被害者のようになった
(ここから「続きを読む」の後になります)
・駐日韓国大使館はちゃんと機能できないでいる
・国家間協定と個人被害補償がなぜ違うのか説得しなければならない
・韓日関係は崖っぷちまで崖までゴリ押ししてから、再起動する必要がある
この記事の中で特に気になったのは、ここです。ユ氏は、日本人は過去の自分の間違いを振り返るのを凄く嫌がり、それが家族の問題だとしても自分とは関係ないと思う「国民性」があるとしながら、次のように述べています。
<・・日本人特有の国民性です。他人とは、その相手が親や兄弟であっても、絶対に絡み合いたくない自己中心的考え方が日本人の内面に深く位置しているからです。だから日本人は、親と子の間にも礼儀を丁寧に守り、一定の線を引きます。一種の国民性です。また、このような考え方が、日本社会では常識的に通じています。
問題は、このような国民性により、日本は加害者、韓国は被害者という構図が日本人には本当に耐えられない過去の問題として迫ってくるということです。特に1945年、日本の敗戦後に生まれた日本人の場合は、このような傾向がさらに深いです。先代が犯した戦争犯罪と侵略行為について自分たちが謝罪し責任を負うという現実がおぞましいほど嫌いなのです・・>
https://news.v.daum.net/v/20190922100125782
自己中が日本の国民性だとか、内容そのものがくだらなさすぎでツッコむ気にもなりません。どことなく、連座制を連想させる文章でもあります。さすが、「親の罪は子の罪」とする韓国社会ならではの意見、とも言えましょう。
多分、「貸したお金を返せと言うことは、情の無いことだ」とする韓国人ならではの「ウリ」な考えを日本に適用した結果ではないでしょうか。
気になるのは、「親子の間でさえ礼儀をちゃんと守ること」が、なぜ「自己中心的」を表現するための例えとなっているのか、です。
この文章、親を韓国、子を日本、礼儀を国際法に置き換えて、少し整理してみると、どうでしょうか。
「だから日本は、親である韓国との間にも国際法を守れといい、一定の線を引きます。一種の国民性です。また、このような考え方が、日本社会では常識的に通じています。問題は、このような国民性により、韓国は加害者(国際法違反)、日本は被害者という構図が、韓国人には本当に耐えられない現在の問題として迫ってくるということです」になります。
なるほど、そこそこ文章が明瞭になってきました。
ちなみに、韓国で礼儀は「下」が「上」に対して守るものであります。子は親の所有物であるため、この風潮はさらに強くなります。
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