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来月1日から、中国の「国慶節」連休が始まります。
で、その際の「行きたい海外旅行先(国)」の人気1位が日本だとのことです。
2位がタイ、その次にイタリア、ロシア、米国、トルコ、インドネシア、ドイツ、オーストラリア、イギリスの順でした。
・・・韓国が10位に入れなかったことで、またもやTHAADが~観光制限が~という記事が多いですが、果たして、本当にそうなのでしょうか。
(ここから「続きを読む」の後になります)
まず、ソース記事から引用してみます。
<来月1日から始まる中国最大の国慶節連休期間、8億人が国内外を旅行すると予想された・・
・・中国の交通運輸部科学研究院は、今年の国慶節の旅行予測レポートで、海外人気旅行先の1位に日本を挙げた。続いて、タイ、イタリア、ロシア、アメリカ、トルコ、インドネシア、ドイツ、オーストラリア、英国の順だった。
韓国が海外の人気旅行先トップ10に入れなかったのは、THAAD事態以後、中国人の韓国の団体観光がまだ遮断されていて、オンライン旅行代理店の韓国商品取り扱いも禁止されていることによるものと思われる。
北京の消息筋は「THAAD事態以後、中国は依然として中国人の韓国旅行を制限しており、代替的に、日本やタイのを選択するものと見られる」とし・・>
https://news.v.daum.net/v/20190925140845492
ちょっと妙だな・・と思いました。
中国のように中央統制が厳しい国で、国家が制限しているのに普通に韓国に来る中国人観光客ってなんだろう?というのも気になりますが、その前に、
韓国の観光公社は、中国のインセンティブ観光(会社などが褒賞の意味で行う団体旅行)を積極的に誘致しています。
例えば、この前だって、中国のある会社のインセンティブ旅行を韓国に誘致、一気に3000人が韓国に入国したことがあります。
その際、<・・(※韓国の)観光当局は、中国のインセンティブ観光客数が、来年にはTHAADの影響から完全に抜け出し、10万人台を回復すると予想した。チョン・イクス韓国観光公社チーム長は、「新規インセンティブ団体の発掘と誘致マーケティング活動を強化して、来年には10万人にまで引き上げる」と述べた>、という記事がありました。
https://news.v.daum.net/v/20190924044249161
中国で、政府が団体旅行を禁止しているのに、会社がインセンティブ観光で韓国に行くことを決めた・・・その人数、約10万人。
どうしても「何か違うのでは」としか思えなくなります。
あまり古いソースは切り捨てるとしても、2016年の記事に、日本と韓国の「中国人団体旅行」を比べた、こんな記事がありました。
<韓国>🚩
・3泊4日の済州島旅行。パッケージ価格1人43万ウォン(航空券除外)。宿泊は観光ホテル
・マイナスツアー(赤字で観光客を誘致し、ショッピングで回収する形のツアー)のせいか、ショッピングが多すぎ、買い物の強要もひどい。「ママタン(中国で、買い物の口車に乗せられやすいおばさんたちの旅行を皮肉る言葉)だと言われた
・1日10時間の日程(19時ホテルに帰ってくる)で、観光会社と契約した店や免税店などでのショッピングが6回もあった
・明らかに高すぎる価格の人参にはサムスンのロゴがあった。中国人観光客は「サムスンが作ったなら安心だ」とそれを買った。しかし、それはサムスンの火災保険に加入しているという意味だった
・偽物商品もあった
・宿場のカーペットはタバコの跡が残っていて、髪の毛の塊が転がっていた。ある観光客は中国で言う招待所(安い宿)みたいだと言っていた
https://news.v.daum.net/v/20160901030918878
<日本>🚩
・5泊6日で1人約75万ウォン(航空券除外)。名古屋~東京~大阪~京都。観光ホテルと温泉旅館
・マイナスツアーという概念そのものが無い
・5泊6日の間、ショッピングセンターに寄ったのは3回だけで、やり過ぎの販促や買い物の強要は無く、偽物も無かった
・トイレ、公共施設の綺麗さ、便利さなどに感動。中国人ガイドは「本当の日本が知りたいなら、トイレから行ってくることです」と話した
・イスラム教徒がいると話したら一部のメニューが豚の肉をつかわない料理になった
・日本ならではの富士山や温泉旅館に観光客たちは大満足。「ハオメイヤ(美しい)」「ジョンバン(最高だ)」
https://news.v.daum.net/v/20160901030914875
THAAAAAAAAAAAAAADがどうとかの問題もあるかもしれませんが、中国人観光客は、「極めて民間の自発的な形で」韓国に行かなくなったのではないか。そんな気がしました。
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