左派集会→「市民の集会」/右派集会→「保守団体集会」という呼び方の意味

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前にも書いたことがありますが、「市民」という言葉にはいくつも意味があります。

ありのままの意味の市民(市民とか区民とか)として考えた場合、シンシアリーも日本の「市民」ということになります。

ただ、今どきの言葉で「国民」と似たような意味もあります。昔の「直接民主主義」に参加できる特権階級の意味もあるから、選挙権を持っている「国民」がより近い意味になります。この場合は、シンシアリーは日本の「市民」ではありません。

韓国でNHKのような立場にある公営放送KBSが、チョ・グク氏を擁護するデモは「市民の集会」としてトップニュースとして放送した反面、文在寅大統領の退陣を要求した集会は「保守団体の集会」とし17番目に放送したことがわかりました。

裏の意味を探ると切りがないでしょうけど、見方によっては、「保守団体は市民じゃない」≒「非国民」という意味にも見えてしまいます(笑

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

しかも、韓国でもっとも視聴率が高い「9時ニュース(放送局によっては8時の場合もあります)」の場合、重要ニュースが終わってから各地方のニュースに切り替わりますが、その時間が地方によって少しずつ異なり、

17番目のニュースとなった「文在寅大統領退陣集会」は、視聴すらできなかった地域もあった、とのことでして。

 

「チョグク氏擁護集会」場合、報道の内容が「正当性」に合わせられており、集会の主体も政治的な意図がない「市民」と強調している。

「文在寅大統領退陣集会」は、自由韓国党所属の政治家のインタビューを前面に配置し、「管制デモ」を強調しようとした、というのが労働組合の指摘です。

https://news.v.daum.net/v/20191005030202092

 

労働組合が指摘したそうです。労働界が文政府と仲悪いことも理由でしょうが、単に「公正にやりましょうよ」という趣旨なら、いい指摘です。

保守右派の市民(多分)集会のほうが、明らかに数も多かったようですし、保守右派がここまで集結したのも久しぶりのことです。その分、暴力が多かったようですが。でも、私にはどちらも『頭数水増し集会』『うちに逆らうをぶっ潰すぞ集会』にしか見えなかったりします。

本エントリーの「集会」の呼び方は、意味を分かりやすくするため、ソース記事から「瑞草洞集会」を「チョ・グク氏擁護集会」、「光化門集会」を「文在寅大統領退陣集会」に変えてあります。

 

 

 

 

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