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イーデイリーが、「慰安婦は自発的売春だったという主張も、学問の自由なのか」という記事を載せました。
はっきり言い切ってはいないけど、「学問の自由の範囲に入れてはならない」という論調が強い内容です。
記事の中でもやはり人際目立つのは、パク・ユハ教授の「帝国の慰安婦」の判例です。
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まず、見出しの部分だけ紹介すると、こうなっています。
・「学問の自由を保証しなければならない」との主張も一部ではある
・学界では「学術的価値のない意見」と指摘している
・「実証主義」を強調しているが、根拠が制限的すぎる
・学問の自由は、被害者の名誉毀損のときには制限されることも
「慰安婦は売春婦」が学問の自由ではない論拠として、記事は関係者たちの言葉を引用する形で、こう述べています。
「各種統計と数値を示し、慰安婦強制動員は嘘だと主張する人がいるけど、『統計や数字がそのまま真実を表すものではない』」。
前に、韓国には70年代から「併合時代の文献は、文化そのものを現していないから研究する価値が無い」とする主張があったとお伝えしたことがあります。それと同じ流れだと見ていいでしょう。
「実証の根拠として提示される文書と数値は、植民地支配を正当化という枠組みの中で作成されたもの」という主張も、結局は「どんな資料が出てきても、私たちは慰安婦の証言だけを信じる」とする韓国社会の『文化』をそのまま表しています。
また、「安倍政府の策略(河野談話無力化など)と内容が同じだ」というのも、論拠になっています。チョ・グク氏が主張した「愛国か、利敵か」のような分け方です。
最後に、やはりもっとも破壊力があるのは、判例です。朴裕河(パク・ユハ)教授の著書「帝国の慰安婦」の「慰安婦は自発的売春」という内容が、裁判で学問の自由として認められなかったことです。1審では「広く議論されるべきだ」となっていましたが、2審でひっくり返り、本の修正および9000万ウォンの罰金となりました。まだ最高裁判決は出ていません。
https://news.v.daum.net/v/20191007072203147
データの塊であった「ザ・ニューコリア」の韓国語版が、韓国でなぜ何の影響力も得られずにそのまま消えていったのか。それがよくわかる内容でもあります。
「信じたいことだけを信じる」は、他人に迷惑かけないならそれでいいかもしれません。でも、「私の信じたいことだけをお前も信じないといけない」となると、ただの精神テロです。
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