「日本のせいでユニクロがホームレス支援しなくなった」?

ブログ表示に何か不具合があった場合、リロード、またはここをクリックしてください

 

「韓国は日本に何を言ってもいい。日本は韓国に何も言い返してはならない」とする考え。考えというか、心理そのもの。

ネットの書き込みから国家政策、大統領の演説まで、韓国の対日政策の全般にこの心理が入っています。

外交、法律、信頼など対等な関係を前提にした関係を進めたい日本と、善悪論「もどき」で国家と国家の関係を制御しようとする韓国の、いつまでも縮む気配のない「差」であります。

そんな一面を示す記事がありました。

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

<・・ユニクロは、今年は(ソウル市の)ホームレス衣類支援事業に参加する意思をソウル市に伝えていないことが確認された。

日本の安倍政府の輸出規制に反日感情が高まって日本製品不買運動が広がっている状況を勘案したものと解釈される・・>

https://news.v.daum.net/v/20191010060129474

 

ユニクロが、いままで参加してきたホームレス衣類支援に、今年は参加しない。日本製品不買運動を「勘案」したものだ・・という記事で、他の参加した韓国のメーカーたちを「善人」として褒めています。

記事本文でユニクロを責める内容はありませんが、「責めを誘導する」ための記事にしか見えません。

そもそも「参加しなければならない」わけでもないし、参加しなかった理由も確認せず。なのに、記事の題からして「日本の輸出規制の影響だ」としているのは、なぜでしょうか。それに、何の「勘案」なのか?

私の心が曇っているだけかもしれませんが、私には記事本文の「勘案」が「報復」に見えました。

 

ユニクロ不買は「愛国」を示す行動の一つとして韓国社会の「善」として君臨していました。しかし、そんなユニクロがホームレス支援に参加しなかったことを責める流れ。

ある意味、韓国の対日観を縮約したような絵に見えて、更新しました。

 

 

 

※新刊「今、韓国で起こっていること 「反日批判」の裏側に迫る」が発売中です!発売後すぐに重版が続き、情報ライブミヤネ屋でも紹介されるなど、おかげさまで話題になっています。本当にありがとうございます※

 著書関連のお知らせ ♨

本ブログの拙書のリンク(基本アマゾンリンクになります)は、アフィではありません。目次など紹介のつもりで載せていますので、よかったらお読みください。

新刊「今、韓国で起こっていること 「反日批判」の裏側に迫る」が発売中(8月2日発売)です!

最近、韓国側から「反日」を批判する声が上がってきます。それは、反日を批判しているから「親日」なのか?それとも反日の一部にすぎないのか?なんでこのタイミングで反日批判が増えたのか。それはただ「用日」として切り捨てればそれでいいのか。もう少し裏側に迫ってみます。

・「なぜ韓国人は借りたお金を返さないのか~韓国人による日韓比較論~」が発売中です。日本人とお金の間の共存関係に妙な品位を作り出していること。そこには、韓国には無い、平等という価値観がありました。

・「人を楽にしてくれる国・日本~韓国人による日韓比較論~ (扶桑社新書) 」が発売中です。私が書きたかった「楽」という言葉の真の意味などを考察し、大幅な追記を加えました。他の本に比べて、神様関連の話が多くなっています。

・他にも韓国の反日思想に対する考察をまとめたシリーズがございます。それぞれ、重点を置いた部分が違います。今までのシンシアリーの拙著については、書籍紹介ページをご覧ください。

・シンシアリーはツイッターをやっています。他のSNSはいまのところやっていません。ほとんどが更新報告ですが、たまに旅行先の写真をツイートする時もあります。よかったらチェックしてみてください。https://twitter.com/sincereleeblog