ノーベル賞人材を育成するぞ!・・の結果

ブログ表示に何か不具合があった場合、リロード、またはここをクリックしてください

 

「怪人タマネギマン」チョ・グク氏関連の多くの疑惑の中に、高校生だった娘さんが(成績からしてありえないのに)論文の第一著者になっている件がありました。

そこで教育部が調べてみたら、多くの高校生論文が確認され、そのほとんどが「その大学の教授の息子・娘」だったとのことです。中1の場合もあったとか。

そして、その中の多くが、韓国政府がノーベル賞を受けるために始めたあるプロジェクトと関連していることがわかりました。

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

<・・高校生著者の論文が「R&Eプログラム」で作られた事例を多く発見れました。R&Eは、私たちもノーベル科学賞の人材を育ててみようという意図で、政府が税金で科学英才を大学と連携させ、研究する機会を与えるという事業です。しかし、大学入試のためのスペック(※有利な履歴など)積む手段に変質されたのです・・

 

・・(※大学教授の子供が論文著者になる事例をいくつか紹介した後)・・

教育庁は、親子だったとは知らなかったと言います。(大田教育庁の担当者)「私たちの立場では、親族関係なのかどうか確認する方法がありません」。

 

R&E予算は審査を経て、高校に支給されるけど、結局は親が教授の子を探すしかなくなります。また、論文や発表文のような「成果物」にこだわり過ぎで、R&Eはスペック稼ぎに変質されています。

以下、直接高校生たちと仕事をした教授たちの言葉です。

ソウル大アン某教授「スペック稼ぎか、卒業に必要だから(※高校生が)来るのです。来て、ボーッとしているだけですよ」

ソウル科学技術大学チョ某教授「ボランティア活動のようなものですね。大学に来て、実験を手伝ったとすると、その履歴が、学校の記録に残りますから・・」

MBC取材陣が確保した高校生著者の論文と発表文は412件。そのうち、R&Eが220件で、50%を超えています。学術論文より比較的容易に書くことができ、検証もゆるいからです・・>

https://news.v.daum.net/v/20191017194612982

 

システムがよく分かりませんね。

高校生が論文を残すというより、「高校生が論文を書いてくれないと困る」ように見えます。「ノーベル賞もらえそうな人を見つけろ」ノルマでもあるのでしょうか。そして、結局は教授の子のスペック稼ぎに利用される、と。

呆れた話です。本ブログのエントリーの9割以上が呆れる話ではありますが・・

 

 

※新刊「今、韓国で起こっていること 「反日批判」の裏側に迫る」が発売中です!発売後すぐに重版が続き、情報ライブミヤネ屋でも紹介されるなど、おかげさまで話題になっています。本当にありがとうございます※

 著書関連のお知らせ ♨

本ブログの拙書のリンク(基本アマゾンリンクになります)は、アフィではありません。目次など紹介のつもりで載せていますので、よかったらお読みください。

新刊「今、韓国で起こっていること 「反日批判」の裏側に迫る」が発売中(8月2日発売)です!

最近、韓国側から「反日」を批判する声が上がってきます。それは、反日を批判しているから「親日」なのか?それとも反日の一部にすぎないのか?なんでこのタイミングで反日批判が増えたのか。それはただ「用日」として切り捨てればそれでいいのか。もう少し裏側に迫ってみます。

・「なぜ韓国人は借りたお金を返さないのか~韓国人による日韓比較論~」が発売中です。日本人とお金の間の共存関係に妙な品位を作り出していること。そこには、韓国には無い、平等という価値観がありました。

・「人を楽にしてくれる国・日本~韓国人による日韓比較論~ (扶桑社新書) 」が発売中です。私が書きたかった「楽」という言葉の真の意味などを考察し、大幅な追記を加えました。他の本に比べて、神様関連の話が多くなっています。

・他にも韓国の反日思想に対する考察をまとめたシリーズがございます。それぞれ、重点を置いた部分が違います。今までのシンシアリーの拙著については、書籍紹介ページをご覧ください。

・シンシアリーはツイッターをやっています。他のSNSはいまのところやっていません。ほとんどが更新報告ですが、たまに旅行先の写真をツイートする時もあります。よかったらチェックしてみてください。https://twitter.com/sincereleeblog