金正恩氏、金剛山から韓国の施設を撤去・・「金剛山は南北の共有物ではない」

ブログ表示に何か不具合があった場合、リロード、またはここをクリックしてください

 

5月、北朝鮮が開城工業団地の(韓国側の)設備を勝手に移動、稼働させて外貨稼ぎをしているという指摘がありました。韓国側が否定したのでその後の確認は取れずにいます。

そして、今日、金正恩氏自ら金剛山の(金剛山観光のための)韓国側の施設を「根こそぎ撤去する」と明言しました。

特に、金正日氏の政策(金剛山観光)を批判した、との内容もあります。これは、北朝鮮ではありえないほど珍しいことです。

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

<金正恩北朝鮮国務委員長が、南北協力の象徴的な金剛山観光を推進した金正日総書記時代の「対南依存政策」を強く批判し、金剛山の韓国側施設撤去を指示した。韓国側が昨年9月の南北首脳の平壌共同宣言で合意した金剛山観光再開を今まで履行していないことに対する直接的な不満の表現だと解釈される・・>

https://news.v.daum.net/v/20191023075759933

 

韓国側の施設は、記事によると「ホテル、会館、レストラン、港」などだそうです。

他に金正恩氏はまた、次のように話しました。

「見るだけで気持ち悪い粗末な南側施設を、南側の関係部門と合意して根こそぎ取り外し、金剛山の自然景観にふさわしい近代的なサービス施設を朝鮮式に新たに建設しなければならない」、

「今、金剛山がまるで北と南の共有物のように、北南関係の象徴、縮図のようになっていて、北南関係が発展しないと金剛山観光もできないとされている。これは明らかに間違ってであり、誤った認識だ」、

「金剛山は血で勝ち取った私たちの領土であり、隅々まで私たちの自主権と尊厳が込められている」、

「世界的な観光地として見事に造成された金剛山に、南の同胞が来るならいつでも歓迎する」。※どうやって行くのでしょう?

 

今年の新年祝辞で「条件なしに金剛山観光を再開する用意がある」と話していたはずですが・・・それは無かったことにされたようです。

さて、これは文在寅氏に対する「最後通告」なのか、それとも韓国の意思と関係なくすぐにでも撤去するのか、白馬に乗って決めたのってまさかこれだったのか、それとも何か別にあるのか、いろいろ気になるところであります。

しかし、散々なことを言っておいて「南側の同胞を歓迎する」というところが、「日本に手を差し伸べる」と言った誰かさんにそっくりです。

 

 

※新刊「今、韓国で起こっていること 「反日批判」の裏側に迫る」が発売中です!発売後すぐに重版が続き、情報ライブミヤネ屋でも紹介されるなど、おかげさまで話題になっています。本当にありがとうございます※

 著書関連のお知らせ ♨

本ブログの拙書のリンク(基本アマゾンリンクになります)は、アフィではありません。目次など紹介のつもりで載せていますので、よかったらお読みください。

新刊「今、韓国で起こっていること 「反日批判」の裏側に迫る」が発売中(8月2日発売)です!

最近、韓国側から「反日」を批判する声が上がってきます。それは、反日を批判しているから「親日」なのか?それとも反日の一部にすぎないのか?なんでこのタイミングで反日批判が増えたのか。それはただ「用日」として切り捨てればそれでいいのか。もう少し裏側に迫ってみます。

・「なぜ韓国人は借りたお金を返さないのか~韓国人による日韓比較論~」が発売中です。日本人とお金の間の共存関係に妙な品位を作り出していること。そこには、韓国には無い、平等という価値観がありました。

・「人を楽にしてくれる国・日本~韓国人による日韓比較論~ (扶桑社新書) 」が発売中です。私が書きたかった「楽」という言葉の真の意味などを考察し、大幅な追記を加えました。他の本に比べて、神様関連の話が多くなっています。

・他にも韓国の反日思想に対する考察をまとめたシリーズがございます。それぞれ、重点を置いた部分が違います。今までのシンシアリーの拙著については、書籍紹介ページをご覧ください。

・シンシアリーはツイッターをやっています。他のSNSはいまのところやっていません。ほとんどが更新報告ですが、たまに旅行先の写真をツイートする時もあります。よかったらチェックしてみてください。https://twitter.com/sincereleeblog