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適当にニュースチェックしていたら、面白い(面白くないけど)ニュースがあったので、夜の更新です。
ちょうど1週間前、在米韓国大使にイ・スヒョク氏が就任しました。
初めて特派員懇談会があったそうですが、そこでイ大使は「米国との外交に新しいアプローチをしないといけない」という趣旨を論じました。
その中に、「あまりにも韓国が(米国の政策を考えず)自国(韓国)中心で行くから、親北政策だと言われる」という内容があって、大統領府が早速「誤解の余地がある発言だ」と反論しました。記事の題によると、イ大使はワシントンで「韓国を批判する流れ」にぶつかったようだ、とのことです。
(ここから「続きを読む」の後になります)
<・・先月25日に就任式を持って公式業務に入ったイ大使は、30日(現地時間)、就任後初の特派員懇談会を行った。懇談会で最も注目された部分は、イ大使が今後の対米外交に変化が必要だと言及した部分である。
イ大使は、「私たちの政策が、トランプ米国大統領の米国優先主義」とどのように連携してどのように役立つか、その論理を開発しようとする。あまりにも私たちを中心に(外交を)するから、米国で親・北朝鮮政策だと言われる」と指摘した。
「韓国中心外交」「親北」などは、昨年、南北関係の拡大において、韓米の間の不協和音が浮き彫りになり、米国の外交街で拡散された懸念に言及したものと解釈される・・
・・青瓦台内では、イ大使の言及と関連して「十分に理解できる発言だ」としながらも、当惑する反応を見せた。「韓国中心の外交」「親北」など、いくつかの表現は、これまで大統領府が進めてきた対北朝鮮政策に批判的な視点として解釈される可能性もあるからだ。
青瓦台の関係者は、「世間の評価を挙げて説明したもの」としながらも、「一部の表現は誤解を招くこともあるだろう」と述べた。>
https://news.v.daum.net/v/20191101030126481
「変化」という言葉を気軽に使う人たちの共通点ですが、いざ「変わる」といっても、そう多くの選択肢があるわけではありません。いまの韓国の外交も、「変化」の選択肢はそうありません。
とりあえずGSOMIA延長に応じて、対北朝鮮制裁などちゃんと守って、経済協力とか後回しにして、安保面でも北朝鮮に強硬な態度を取るしかありません。
でも、そんなことをしたら、文在寅政権の外交そのものが全否定されます。いままで何も無かったことになります。言い換えれば、「親政策『しか』なかった」ので。
そうならないためには、「米国からもいろいろと理解を得ている」としながら、「表現に気をつけろ」と圧力かけて誤魔化すしかないでしょう。
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