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日韓、及び日米韓防衛相会談がありましたが、GSOMIAについては何の進展もありませんでした。考えてみると、進展がある「はず」がありません。
いくつか記事を読んでみると、二つだけ気になることがありました。1つは、エスパー長官が「私たち(日米韓)の共同目標を達成するためには、緊密な協力が必要である」と話し、韓国のチョン・ギョンドゥ国防長官が「歴史、政治、経済の問題で韓日安保協力が難関に直面したのは、残念だ」と話したこと。
https://news.v.daum.net/v/20191117194240556
国防部がGSOMIA破棄について大統領府に比べると否定的だったのは事実です。でも、輸出管理の見直しに安保問題を巻き込んだのは明らかに韓国の方であります。チョン長官のこのセリフを聞いて、日米は何を思ったのでしょうか。
もう一つは、この期に及んで「米国の仲裁」を強く期待していた(そしてがっかりした)論調があることです。この部分は「時事ジャーナル」から引用してみます。
(ここから「続きを読む」の後になります)
<・・(※見出し)「米国積極的に仲裁なく終わった韓米日会談」
このような立場の差は韓米日3カ国の国防長官会談でも続いた。午後1時30分から1時間30分余り行われた3者会談では、GSOMIA終了の問題と関連し、米国側がどれほど韓日両国の間で仲裁の努力をするかが注目された。
(※しかし、)会談で、米国と日本側は、韓国のGSOMIA延長を強く主張した。韓国側は、日本の輸出規制撤回が先行しなければGSOMIA延長を検討することができないという立場を固守した。
会談前、韓米国防長官の共同記者会見でもエスパー長官は「韓国と日本の間の対話を介しての違いを克服し、重要なGSOMIAを再度維持する決定を下さなければならない」というメッセージを強調し、平行線会談を予告した。今後五日内に別の談判が用意されないかぎり、GSOMIAは効力終了を迎えるとみられる・・>
https://news.v.daum.net/v/20191117182617400
「GSOMIA維持決定を下さなければならない」という話を、そのまま「平行線」としている時点で、すでに間違っているでしょう。日米はともにGSOMIAを維持しようというスタンスですから、日・米・韓ではなく、日・米と韓国なのです。にもかかわらず、米国が仲裁するだろうと期待していたとは、もう苦笑いしか出ません。
GSOMIAって、並べ替えるとAMIGOSになりますね。確か、「友だち」の意味です。それが破棄になる、と思うと・・AMIGOS破棄、またはAMIGOS終了。これからの韓米関係を考えてみると、妙に意味が合ってる気もします。
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