金剛山施設撤去、北「うちが撤去しようか」・南「いいえ、うちがやります」

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北朝鮮が金剛山観光地区の韓国側の施設を一方的に撤去する(韓国にさせる)件、続報です。

いままでの流れは、

北朝鮮、金正恩氏が「南と合意して撤去」を指示

→韓国、困りながらも対話のきっかけになると一部で喜ぶものの、北朝鮮「合意するのは撤去の日付だけ。撤去は韓国がやれ」と通知

→韓国は対話を申し込み、北朝鮮は拒否する流れが続く。個人観光なら出来ると言い出すも効果なし

北朝鮮は韓国の財産権すら認めず

・・となります。

そして、今日、北朝鮮が「こちらで撤去しようか」と通知、韓国が「こちらで撤去します」と情けない返事をしたことがわかりました。そして、象徴性が強く、韓国側が「これだけは撤去しないで」としていた離散家族面会所も、撤去されることもわかりました。

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

<北朝鮮が、先週、時限を定めた電通文を南側に送り「金剛山南側施設を撤去する人力を送らないなら、私たちが直接撤去する」と通告し、政府は「私たちが撤去する」と答申したことが1日分かった・・

・・政府は、北朝鮮側が定めた期限前に返信を送って「金剛山南側施設を撤去する」とした。政府は韓国側施設をすべて撤去するために総7000億ウォンかかると推算していると伝えられた。現代峨山(※ヒョンデアサン)の資産である施設を撤去することで、財産権の侵害に関する論議も起こる可能性がある・・

 

・・政府が「撤去する」と明らかにしたのには、この事案を南北関係の改善の突破口にしようとの意図が敷かれたものと思われる。政府は「ウォンサン・ガルマ観光地区の開発に南側が参加する案も一緒に議論しよう」と提案したが、北朝鮮側は、まだ何の反応を見せていないことが分かった・・

・・北側は、金剛山離散家族面会所も撤去するよう通知した・・・ 「離散家族の常設面会所の速やかな開所」は、南北首脳が昨年9月、平壌共同宣言で合意したものでもある・・>

https://news.v.daum.net/v/20191202060210369

 

韓国側がこの件を「対話のきっかけ」「他地域の開発に参加」とつなげようとするのは、根本的な誤判です。北朝鮮では、金正恩氏が「やれ」と言った以上、何の条件も付けずにやらないといけないことですから。

それに、文政府、万が一北朝鮮の他地域の事業に参加できたところで、対北朝鮮制裁をどうするつもりなのでしょうか。それに、そこに参加しようとする企業があるのでしょうか。財産権をいつ奪われるかわからないのに。

 

 

 

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