局長級対話、進展無しに終了

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17時までの予定だった日韓局長級対話が、20時まで続きました。

前の課長級・・説明会(笑)のときに比べて、今回はちゃんとした会場だったそうで、韓国側では「日本の態度が変わった」「日本が恭遜(礼儀正しく謙遜)になった」などを報道しながら、日本が何か大きな譲歩をするのではないかという雰囲気が盛り上がっていました。この件は、関連ニュースはURLだけ1つ紹介します。中央日報「恭遜になった日本」です↓

https://news.v.daum.net/v/20191216150455514

しかし、その局長級対話、何の進展も無く『次はソウルで』で終わったことがわかりました。当然と言えば当然です。

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

<雰囲気は変わった。しかし、平行線はそのままだった。韓日両国が16日、東京経済産業省(経産省)の会議室で、第7回韓日局長級輸出管理政策対話を開催した。2016年6月以降中断され、日本の対韓国輸出規制強化の口実になった両国の戦略物資輸出統制委員会が3年半ぶりに開かれたものである。

日本が主要な素材の対韓国輸出規制強化措置を直ちに解除するなどの「サプライズ」はなかった。しかし、以前と異なる友好的な雰囲気で、交渉の進展の余地を残した。韓日の両方の対立の長期化への負担を抱えており、26日の韓日首脳会談を前後して、目立つ成果が出てくるだろうという期待混じりの展望も出ている。

しかし、今の膠着状態を何とかするのは難しいだろうという見通しが、優勢である・・>

https://news.v.daum.net/v/20191216205607230

 

いまのところ、別ソースでもこれといった情報は無く、あるとすれば「出来る限り早い時期に、ソウルで次の対話を始める」だけです。

韓国政府は、GSOMIA延長の際、「日本政府の発表内容が事前調整したものと違う」と目の色を変えながら怒っていました。「日本が30日内に輸出規制を解除すると言ったよ本当だよ」という話もありました。

今回の局長級対話の成果なし終了により、GSOMIA騒ぎの際の日韓両方の発表内容は、日本の発表内容が正しかったことが証明された、ともいえます。

なにせ、本当に日本が「事前調整の通りにしなかった」なら、今回の会議で韓国側は猛攻をしかけてきたはずで、「次はソウルで」だけで終わることもなかったでしょう。

 

 

 

 

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