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昨日、米国側が北朝鮮に露骨に対話を申し込んだにもかかわらず、北朝鮮は何の返事もしていません。
この件、韓国の地上波放送MBCが、実は米国が悪いというニュアンスで報道しました。報道の中に、どっかで無数に聞いた「国産化に成功」というフレーズが登場します。
以下、MBCニュースから、部分引用してみます。
<米国の交渉代表が昨日、異例に「私たちはここにいる。ぐに会おう」と要求したものの、結局、北朝鮮は答えを与えていません。このように表面だけ見れば、米国は対話に積極的であり、北朝鮮が避けているように見えるけどが、実はその裏には、対北朝鮮制裁問題をめぐる葛藤があります・・
(ここから「続きを読む」の後になります)
・・北朝鮮の関心はまだ制裁解除です。「生存権と発展権を阻害する敵視政策を撤回しろ」とする北朝鮮の主張は、結局、制裁を解いてくれという意味です。
強力な制裁が果たして万能なのかは疑問です。北朝鮮経済が長期間制裁に適応しながら、市場が活性化され、一部の製品は相次いで国産化に成功したということです。
米国は、中国とロシアが制裁を緩めるのが大きな問題だと主張しています。制裁に関しては韓国とも考えが違うように見えます・・
・・韓国の立場は、南北鉄道連結だけでなく、開城工業団地、金剛山観光も制裁が邪魔しているけど、より柔軟に行こうというのが本音です。
[チョ・ボンヒョン/ IBK経済研究所]:「北朝鮮が非核化第1段階措置をすると制裁を解いてやる、我々が制裁緩和するから、お前も行動で示せ。こんなふうに条件付きの形で制裁を活用することが現実的な案だと見ています」。北朝鮮は、粘り強く、米国が新たなやり方を持って来るよう要求しています。制裁問題を議論しようという意味ですが、この問題において『答えがない』方は、米国です。>
https://news.v.daum.net/v/20191217201911558
韓国で「答えがない」は、「どうしようもない」「ダメダメ」「問題がある」などの意味です。
しかし、「次々と国産化に成功」ですか・・何をどう国産化した、というのでしょうか。ドルでも国産化したのでしょうか。
韓国側が日本に対して同じ言葉を乱発していますが、結局、それと同じでしょう。「ここまで短期間で出来るようなら、なんで今までしなかったのか」という話です。
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