韓国政府「廃紙(ダンボールなど)拾い老人を就業者としてカウントする」

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旧ブログのとき、本ブログでは不定期的に「廃紙(古紙のことですが、基本的にはダンボール)拾い老人たち」を取り上げました。

ダンボールを自分で拾うために老人2人で奪い合いになって、その1人が車道に倒れ、そのままトラックに轢かれて死亡する事件がありました。その映像を見たときの虚しさが結構大きかった・・という心情の問題もあります。本当に多い(普通に道を歩いているだけでよく目にする)というリアルさというのもありますが。

ダンボールを拾って暮らしている人(圧倒的に老人が多い)は、非公式ではあるものの「170万人にはなる」となっています。韓国の老人貧困問題を象徴する事案でもあり、「『自称・儒教の国』の社会崩壊」とも言えるでしょう。

ですが、なんと文在寅政府が、彼らを「就業者」にすることにしました。どういうことか、記事を一つ紹介します。

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

<ソウルドボン区に住むP(78)氏は、今年の初めから夫(86)と一緒にカートを引いて廃紙を拾っている。政府から支援する高齢者の雇用事業に、廃止回収事業があるという事実を知ってからだ。ドボン区では、「手押し車 御老体事業団」と呼ぶ。廃紙は㎏当たり40ウォンだ・・>

政府支援とは何のことかというと、ソウル市の場合、1ヶ月に2000kg以上の廃紙を拾う人に、月20万ウォンを支援することにました(自治体によって基準は違います)。政府予算を自治体が受け取り、支払います。

自治体によって、「威風堂々エコ事業団」、「幸せ手押し車」、「希望のグリーン資源」、「手押し車、金の車」、「シニアリサイクル」、「集め集め古物商」北道忠州市)など、適当に作ったスマホゲームみたいな名前で呼んでいる、とも。

2000kgだと8万ウォンにはなるから、28万ウォンの収益になる。それを狙って、「新規」廃紙拾いが増えました。

<・・古物商を運営するチョン・オゴン代表は「最近は、さほど生活が苦しそうには見えない高齢者も、廃紙を売りにくる」とし「政府から20万ウォンもらえるから、小遣いが欲しくなったのだろう」と述べた・・>。

これって、本当に生活のために廃紙を拾う人たちからすると、迷惑ではないでしょうか。また、こうやって廃紙が増えると、当然ですが、古物商からの買い入れ価格も下がるでしょうし。

でも、文政府が気にしているのは、そっちではなく、「就業者の数」を増やすことでしょう。ソース記事によると、各自治体の廃紙拾い関連事業に参加している高齢者(お金受け取った人たち)は、全員が「就業者」と分類されることになっています。

 

<・・キム・ドンベ延世大社会福祉科名誉教授は、「貧困老人が多い韓国社会で高齢者の雇用を創出することは重要だが、危険で低所得な廃紙回収を政府が雇用として打ち出すことは望ましくない」、「むしろ既存の廃紙拾い高齢者を教育して他の良質の雇用に転換する努力が必要だ」と述べた。

保健福祉部の関係者は、「政府が支援している雇用の種類が9000個を超えているため、詳しく見ていない」とし「良質の雇用を提供することができるように努力する」と述べた。>

https://news.v.daum.net/v/20191220031130991

余談ですが、「170万人」ソースは、全国古物商協会が集計した数値です。韓国で「老人」とする人口が約660万人の時点でのものです。

https://news.v.daum.net/v/20170511110505728

 

 

 

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