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まことに残念なニュースです。
一部ではありますが、日本の対韓輸出管理が、緩和されました。
韓国側の一部のメディア、及び本ブログの初稿に多くの誤報がありましたが、詳しい緩和の内容は、以下の部分です。
・<一部の(日本から韓国への)輸出契約に限り、『特定包括許可』を許可する>
・<日本経済産業省は、フォトレジストの韓国輸出を個別許可で特定の包括許可で変えると発表した。特定包括許可は、一定期間取引実績がある相手に輸出する場合、包括的に輸出許可を出す制度だ>
・<NHKなど現地の報道によると、日本企業がフォトレジストを韓国に輸出するためには、契約ごとに個別の許可を受けないといけないことは、従来の個別許可と差がない。6ヶ月であった許可期間が3年に延長した水準のものだ>
https://news.v.daum.net/v/20191220203325752
ここまでは「イーデイリー」からの記事でした。
(ここから「続きを読む」の後になります)
・<NHK、時事通信などの報道によると、日本企業がフォトレジストを韓国に輸出する場合、契約ごとに個別に許可を受けなければならないことは以前と同じである>
・<日本の特定の企業から韓国の特定の企業に継続的に輸出する場合に限り、輸出許可期間の延長が認められる>
https://news.v.daum.net/v/20191220192550682
ここまではニューシースの記事から、です。
韓国側は、「微妙だ」との反応です。聯合ニュースの日本語記事、そのまま部分引用します。
<経済産業省が20日、対韓輸出管理を強化していた半導体材料など3品目のうち、レジスト(感光材)について措置を緩和したことについて、韓国の青瓦台(大統領府)高官は記者団に「今回の措置は日本政府が自発的に取ったもので、一部進展といえるが、輸出規制問題の根本的な解決策としては不十分」との立場を明らかにした。
韓国政府との対話の意思を一定部分は評価しながらも、日本側に両国関係の修復に向けたさらに積極的な措置を求めたものと受け止められる。また、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と安倍晋三首相が24日、中国・成都で首脳会談を行う予定で、韓国側に積極的な対話のメッセージを送ったものといえる・・>
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191220-00000054-yonh-kr
まず、エントリー投稿の時点で大きな誤報があったこと(個別、包括のことで)を、深くお詫び申し上げます。個別でも包括でもありませんでした。
以下、私見ですが、一部だけの緩和とはいえ、早すぎます。
個人的には、「これぐらい大丈夫」と笑いとばすことではないと思っています。まこと、残念なニュースとしか言いようがありません。
これだけで「流れの方向性そのもの」が変わったとはまだ言えませんが、24日の首脳会談は形式的なものになるだろうと見ていましたが、注目せざるを得なくなりました。
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