(四字熟語っぽく)六月親米、十月親中

ブログ表示に何か不具合があった場合、リロード、またはここをクリックしてください

 

文在寅大統領が中国に「3不」、すなわち「日米韓3国同盟しない」「THAAD追加配置しない」「米国のミサイル防衛システムに参加しない」という約束をしたのが、2017年10月のことです。

これだけでも日米陣営からすると「はぁ?」と呆れる内容ですが、実はその4ヶ月前の2017年6月、文大統領がトランプ大統領と初めて会ったとき、それとは真逆の内容の共同声明を出したことがあります。

東亜日報系列の「新東亜」の記事、部分引用します。

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

<・・2017年6月30日、文在寅大統領とドナルド・トランプ米国大統領が初めて会った。韓米首脳は6つの項からなる共同声明を発表した。共同声明の中の2つに、中国が抗議しそうな内容が盛り込まれた。

その1、両首脳は、域内の関係を発展させ、韓米日3カ国の協力を増進させていくという公約を再確認した。両首脳は、3カ国の安全保障と防衛協力が北朝鮮の脅威に対応して抑止力と防衛力を増進させていることを確認した。両首脳は、既存の2者間、及び3者間のメカニズムを活用することで、これらの協力を更に発展させていくとした。

中国が最も嫌うものが、韓米日軍事協力だ。中国は韓米同盟・米日同盟からなる韓米日軍事協力において、『弱い繋がり』である韓国を取り除くために努力してきた。共同声明の中で3者機構と関連した内容は、米国・中国の間で韓国が中立を守ってくれると期待する中国に対する牽制である。

 

その2・文大統領とトランプ大統領は、韓米両国がアジア・太平洋地域での規範に基づいた秩序を支持し、これを維持するために協力していくことを確認した。

共同声明の中で、この部分は、中国が「核心利益」と主張する事案と関連がある。「アジア・太平洋地域での規範に基づいた秩序」とは、南シナ海のことだと明示こそしていないものの、航行の自由をはじめとする米国の見解を支持したものである。南シナ海は、米国と中国の戦略葛藤が激しくぶつかり合うところである。南シナ海で紛争が起きたときに、韓国が米国を支持する内容を共同声明に盛り込んだのだ。

(※見出し)そう言っておいて中国に3不約束

文在寅政府は、2017年10月、中国に3不を約束した。THAAD追加配置、韓国の米国のミサイル防衛システム(MD)への編入、韓米日同盟はないと宣言したのだ・・>

https://shindonga.donga.com/3/all/13/1930352/1

 

わずか4ヶ月で、ここまで言葉を変えるとは。さらに、これで中国との関係がよくなったのかというと、そうでもありません。同記事によると、こういうことでして。<・・外交消息筋は「文在寅政府が親中だと言われてはいるが、韓・中の接触は最小限のみ維持されている」、「韓国に対する中国の不信は相当なものだ」と述べた。中国は「3不約束」だけでは足りないとし、韓国が自国を守るためのミサイル防衛さえ放棄することを望んでいる・・>。

ある意味、外交の「才(災)能」はあるのかもしれません。文大統領。日本から「約束を守れ」と、米国からは「約束を守れ」と、中国からも「約束を守れ」と、北朝鮮からもまた「約束を守れ」と言われていますから。これはこれで凡人に出来るものではありません。

 

 

 

 著書関連のお知らせ ♨

本ブログの拙書のリンク(基本アマゾンリンクになります)は、アフィではありません。目次など紹介のつもりで載せていますので、よかったらお読みください。

・新刊「文在寅政権の末路」が、2019年12月27日(アマゾン発売日基準)に発売です!

文在寅政権の現状は何なのか、どこへ向かっているのか、文政権から見た場合、それはそう悪くない末路ではないのか、しかし、大韓民国という立場から見た場合は、どうなのか。あくまで「私」という微力な一人の観点ではあるものの、日本の皆さんに紹介したいと思っている文在寅政権関連の話を、自分自身に率直に書きました。

・「今、韓国で起こっていること 「反日批判」の裏側に迫る」が発売中(2019年8月2日)です!

韓国側からも「反日」を批判する声が上がってきます。それは、反日を批判しているから「親日」なのか?それとも反日の一部にすぎないのか?なんでこのタイミングで反日批判が増えたのか。もう少し裏側に迫ってみます。

・他にも韓国の反日思想に対する考察をまとめたシリーズがございます。それぞれ、重点を置いた部分が違います。今までのシンシアリーの拙著については、書籍紹介ページをご覧ください。

・シンシアリーはツイッターをやっています。他のSNSはいまのところやっていません。ほとんどが更新報告ですが、たまに旅行先の写真をツイートする時もあります。よかったらチェックしてみてください。https://twitter.com/sincereleeblog

0

© 2020 シンシアリーのブログ Powered by AFFINGER5