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イ・ナギョン総理(もうすぐ別の人が総理になりますが、現職の韓国・国務総理です)が、安倍総理の「韓国が責任をもって解決法を用意すべき」という発言と関連、「それは自己否定にすぎない」と話しました。
聯合ニュースの記事から、部分引用してみます。
<・・(※安倍総理の発言に対して)「外交当局間ですでに協議してきた問題だが、韓国内で解決しろというと、今まで協議してきたのはどうなるというのか」というのがイ総理の指摘だ。今までの外交交渉の努力を度外視したまま韓国側にのみ責任を転嫁する態度は不適切であることを意味する・・
(ここから「続きを読む」の後になります)
・・「知日派」であるイ総理は、両国間の交渉が膠着状態を脱することができないのは、日本特有の政治文化のせいもあると診断した。
イ総理は「建前(表面的原則)を重視する日本の政治文化が(韓日)の交渉に障害として作用している」とし「事実上、連動されている輸出規制とGSOMIA問題を日本が別物だと主張し続けることや、安倍総理が強制徴用問題を韓国内で解決しろと話すのは、すべてこのような建前重視とも関連している」と語った・・>
https://news.v.daum.net/v/20191226060656260
韓国で知日派と呼ばれる人たちは、何かアレばすぐに「建前」を持ち出します。言うまでもありませんが、この件とは関係ありません。それに、協議してきたといっても、日本側の主張は「国際法守れ」「約束守れ」と一貫していました。話にならない案を出して却下される、を繰り返したのは韓国の方です。
イ総理は「品格の政治」という持論を展開しています。イ総理は『品格の政治』について、こう話しています。「韓国の政治は攻撃的であり、その世界で品格を守るのは容易ではない。でも、耐えるしかない。禁煙するためにタバコを我慢するのと同じ、我慢して耐えてまた耐えること(同記事より引用)」。
あえてちょっと意地悪な書き方をしますと・・これって、「この荒れた世界、私だけ品格がある。ああ私かっこいい」のことじゃないでしょうか。ひょっとして、韓国で言う「体面」のことじゃないかな、な気もします。
体面を気にする人だから、建前もまた体面のようなものだと勘違いして「日本は建前に違いない」と思ったのでしょうか。イ総理は聯合ニュースとのインタビューで、「私は在任期間中にちゃんと責任を果たした」とスーパーな自己肯定をしています。
ちなみに、イ総理は、有力・次期大統領候補の1人で、東亜日報の日本特派員出身です。彼が総理になったとき、一部の(日韓)マスコミは「文在寅大統領、知日派を総理に任命」と記事を載せたりしました。
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