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チョ・グク氏の逮捕状が棄却されたり、他にもニュースが多いので韓国ではパッとしませんが、今日は憲法裁判所が慰安婦合意に対する違憲の可否を判断する日です。で、もし憲法裁判所の決定が出ていたらすぐ更新するつもりでしたが・・どうやらまだのようです。大まかに「今日の午後」だそうでして。
私は個人的に、「憲法訴願(違憲かどうかを憲法裁判所が判断する)の対象ではない」として、曖昧にして終わりじゃないかな・・と思っていました。いまも、その可能性は十分にあります。
(ここから「続きを読む」の後になります)
慰安婦合意が、「公権力の行使ではない」というなら、憲法裁判所が判断する対象ではなくなります。実際、韓国外交部は、「外交ではあるが、公権力の行使にはあたいしない」とし、憲法裁判所が判断することではないというスタンスです。この場合、憲法裁判所としては合憲とも違憲とも言わず、「スルーwww」とすることができます。
ですが、昨日のエントリーでも紹介しましたが、「慰安婦合意は解決できていない」と裁判所が判決を出したばかりでもあるので、ちょっと言い切れなくなりました。
昨日の判決が、「昨日『いい子』なこと言ったから、違憲とまでは言わなくていいよね?」として憲法裁判所が逃げるためのものだったのか。それとも、「昨日裁判所の判断の通り、慰安婦合意は違憲である」として流れを作るためのものだったのか。もうすぐわかることでしょうけど、気になります。
まさか「合憲です。国家間合意だからちゃんと守りましょう」というハズは・・・まずないでしょう(苦笑)。
そして、今日、日本では、菅義偉官房長官が「慰安婦問題は最終的に解決済み」と改めて強調した。
<・・27日日本TVによると、菅義偉日本官房長官は同日午前の記者会見で、韓国の憲法裁判所の慰安婦合意の違憲判決に関連、日本政府の立場にてういての質問に、『他の国の訴訟動向についてのコメントは控えたい』と話した。続いて『ただ、慰安婦問題を含めて、日韓間の財産請求権問題は、1965年の韓日請求権協定で完全かつ最終的に解決された』と述べた。
菅官房長官は「慰安婦問題については、2015年の日韓間の合意で最終的不可逆的な解決を日韓両国が確認した」と主張した。また「日本政府としては、韓国に引き続き日韓合意の着実な履行を着実に要求する」とも述べた・・>
https://news.v.daum.net/v/20191227124224782
『慰安婦問題を含めて、日韓間の財産請求権問題は、1965年の韓日請求権協定で完全かつ最終的に解決された』。『慰安婦合意で確認した』。「終わってない」とした昨日の韓国の裁判所の判決と、真正面から衝突する内容です。
ただいま書店めぐりから帰ってきました。実に幸せです。
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