「助言をするのは、相手を見下しているからだ」

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以下、韓国で25万部以上のヒットを「超」ヒットを記録した『あなたが正しい』という本の内容ですが、私はその本を読んでないので、あくまで記事だけをソースとしている点、前置きいたします。

ハンギョレ新聞が精神科専門医の著者(夫婦共著で、奥さんはカウンセラーです)からインタビューした内容ですが、基本的には、自分自身という領域を大事にしなさいとする内容です。ただ、そのためのアドバイスとして、『忠告・助言・評価・判断はすべて相手を見下しているからこそのもの(あなたに助言する人たちはあなたを見下している)』、『あなたが正しい』、『親が子に言うのは99.9%が子を見下しているから』、『たとえ親でも、あなたの境界を破ってくるなら、切り捨ててしまえ』など、これが精神・心理的に本当に役に立つのか、と疑わしい内容がいくつかありました。

必要な部分だけ、記事から部分引用してみます。

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

<・・関係とは、「私」がいて「あなた」もいるものなのに、忠告・助言・評価・判断は自分だけがいて「あなた」は無い関係だ。私は知っているけどあなたは知らない、私は悟った者であなたは愚かだ、という考えが敷かれている。

私は間違っているかもしれないという疑いは全くしない時、相手を個別の存在と認めていない時に出てくるのが、忠告助言評価判断だ。平社員が社長に忠・助・評・判しないのもそのためだ。存在自体を否定して関係を破壊する刀にすぎないため、忠・助・評・判をすると副作用だけが残る。届かない言葉を愛する人により熱心に言いまくって、最終的には関係を踏みにじってしまう」、

 

「人々が話す言葉の90%は忠告助言評判判断であり、親が子供に言うのは99.9%がそうだ。職場での業務的関係ではなく、個人的・日常的関係では、忠助評判はする必要がない。「子供がゲームばかりやっていても、忠告助言評判判断をしてはいけないと?」と反論するなら、 「忠助評判して、その問題行動に何か変化がありましたか?」と再反論できる。忠助評判では問題を解決できない。断腸の思いで我慢するしかない・・>

https://news.v.daum.net/v/20200104093603318

 

「韓国人が相手に意見を聞くのは、その人の意見が必要だからではない。自分自身と同意見なのかどうかを調べているだけ」。拙著にもブログにも、何度も書いたことがあります。偉そうに相手の良し悪しを論じまくる人は、どこの国にも存在するでしょう。でも、それが「人々が話すことの9割は忠助評判」と言い切れるところが、韓国社会です。そんな韓国で「相手を独立した1人の人格として扱え」という内容に関しては、それはそうだといくらでも同意できます。でも、残念ながら、矛盾が目立ちます。

 

書きづらいから、引用した部分の文章で「私」と表現した存在(忠助評判をする方、見下す方)をA、「あなた」とした存在(忠助評判をされる方、見下される方)をBとします。引用した部分を再構成してみると、・関係とはAもBもあるべきだ(対等とする関係が必要だ)→・しかし、AはBをあくまで見下すことで忠助評判する(上下関係が前提となる→・それはAがBを個別個体として認めず、Bを「無」と「視」するものであり、(これがは韓国人にとっての最悪の見下し方、『無視』)Bは存在しない→・だから忠助評判は「関係」とは言えない・・・と、こんな流れになります。

しかし、これだと、Bにとっては「自分(B)だけが存在する世界」が唯一の「正しい」関係になります。でも、その場合、そこにAはいません。排除されています。ニュアンス的に、相手を見下す悪者にされています。それでは、これも「関係」として間違っているのではないでしょうか。そもそも、ただの善悪論にも見えます。引用部分、一日中ゲームをやる子供を叱るべきだとする親に対しては「我慢するしかない」と言い切っていますから。悪者は我慢しろ、と。

こういう矛盾がアドバイスとして成立する社会であるせいか、韓国語に「絆」を訳せる言葉はありません。糸の半分の意味は、どこにもありません。

 

 

 

 

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