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朝鮮日報が「親・黄教安(ファン・ギョアン、自由韓国党代表)では負けるから、反・文在寅で行こう。これで勝てる」というコラムを載せました。4月の総選挙のことです。題からして「黄教安党は負ける。反・文在寅党に生まれ変わろう」。
韓国社会においての処世術の1つだと言ってしまえばそれだけですが・・
安倍総理と文在寅大統領を比べるのはさすがに失礼でしょうし、文在寅大統領や共に民主党(与党)を擁護するつもりなどまったくありません。でも、「反・安倍」以外はこれといってアピールできないでいる日本の野党のことを考えると、「そんなやり方では勝てないし、勝ったところで長続きできない」としか思えません。万が一、勝てたとして、その後は「誰を嫌うのか?」で悩むことになるでしょう。
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<・・(※文政府と与党の失敗続きの政策を指摘したあと)与党側のこのような暴走を可能にしたのは、強力な野党の不在である。国民の半分近くまたは半分以上が所得主導成長、雇用政策、不動産対策、原発閉鎖、教育政策、積弊清算を批判している。肯定世論が多かった福祉政策と南北関係と外交政策も、破綻を目の前にしている。このような状況でも、「黄教安野党」は「文在寅与党」より支持率が15〜20%ポイント低い。
「嫌いな政党」が「忘れられた政党」に勝っているのだ。国民の50%は、現職の国会議員ではなく、新しい顔を待っている。黄教安野党は、このような国民の変化と希望を抱え込むことができないでいる。
今のままなら「黄教安党」は「文在寅党」に必敗する。総選挙で負けた場合、黄教安代表の政治生命はそれで終わる。黄代表は公薦(※党の総選挙候補)権に対する未練を投げ捨て、「黄教安党」が「反文在寅党」に生まれ変わるきっかけを作らなければならない。誰が見ても黄代表の影響圏の外にある強い持論を持つ人物を候補とし、公薦権と党の非常管理を任せなければならない。そうしてこそ生き残れる道が開かれる。>
https://news.v.daum.net/v/20200104000409130
「ファン・ギョアンはダメだ。でも、他に人はいないのだろうか。とりあえず反・文在寅で行こう」といったところですが・・「反・朴槿恵で行こう」でここまで成長した与党側。「反・文在寅で行こう」しかない野党側。次は、コラムでいう「持論の強い人物」(誰だよ)の「反」で行くしかないでしょう。無限ループ。
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