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シンシアリーは自衛隊の中東派遣に対し、「嫌だけど(危険だし)、行くべきだ」と思っています。本エントリーも、単に「賛成か、反対か」とはまた方向性が違う趣旨となります。
FNNの報道によると、<河野防衛相は、イランのハタミ国防軍需相と電話で会談し、中東地域への自衛隊派遣の方針を伝え、現地の情勢などについて意見を交わした。この中で河野防衛相は、海上自衛隊の護衛艦「たかなみ」と、P3C哨戒機の中東地域への派遣について説明した。イラン側から否定的な反応はなかったという。河野防衛相は10日、派遣命令を発出することにしている・・>、ということです。また、安倍総理の中東訪問も予定通り行う、とも。
https://www.fnn.jp/posts/00430102CX/202001100619_CX_CX
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韓国はまだ中東地域への派遣について最終的には決定していません。ただ、昨日、カン・ギョンファ氏がこのようなことを言いました。
<カン・ギョンファ外交部長官が、米国がホルムズ海峡派兵を要請してきていることと関連し、「米国の立場と私たちの立場が必ずしも同じにはならない」と述べた。カン長官は9日、国会の外交統一委員会で、米国の派兵要請についての質問を受けて、「情勢分析においても、中東地域の国々と両者の関係を考慮した時、米国の立場と私たちの立場は必ずしも同じにはならない」と答えた・・>
https://news.v.daum.net/v/20200110074702081
大統領府はこのように言っています。
<大統領府は9日、国家安全保障会議(NSC)常任委員会定例会の後、「中東地域で早急に緊張が緩和され情勢が安定することができるよう、国際社会と緊密に協力することができる方案について検討した」という立場を出した。ホルムズ海峡派兵を示唆するものと解釈された『国際的な努力に寄与する方策』などのフレーズが消えていたこと(※6日にはありました)から、政府がより慎重に対応するという分析が出ている・・>
https://news.v.daum.net/v/20200109183540653
それもそのはず、イランが「派兵するなら断交もありえる」としています。
<駐韓イラン大使が、韓国が米国で要求されたホルムズ海峡派兵要請に応じる場合、断交まで考慮することを示唆した。サイドシャーベスタリー大使は9日、中央日報との単独インタビューで、ホルムズ海峡派兵問題を置いて、「断交も考慮するほど影響を与えることもありうる」と述べた・・>
https://news.v.daum.net/v/20200110082004789
河野防衛相の話を信じるとして、なんで日本と韓国に対してここまで反応が違うのでしょうか。いろいろあるけど、「安倍総理を含め、日本側がイランを説得してきたから」というのは大きいじゃないでしょうか。
もう一つ、韓国はイランとの関係を考えて「いやいや」してるけど、1つ前のエントリーにも書きましたが、これって本当は北朝鮮との関係を意識しているからではないだろうか、と思わずにはいられません。人も国も、全ては日頃の行いです。
皮肉なことに、今日の日本の決定が韓国を一気に動かしたりするかもしれません(笑
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・他にも韓国の反日思想に対する考察をまとめたシリーズがございます。それぞれ、重点を置いた部分が違います。今までのシンシアリーの拙著については、書籍紹介ページをご覧ください。
・シンシアリーはツイッターをやっています。他のSNSはいまのところやっていません。ほとんどが更新報告ですが、たまに旅行先の写真をツイートする時もあります。よかったらチェックしてみてください。https://twitter.com/sincereleeblog