北朝鮮、韓国に「米朝関係に入り込むな」と露骨な警告

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「トランプ大統領が金正恩氏の誕生日を祝うメッセージを、韓国が北朝鮮に仲介した(渡した)」というニュースがありました。韓国としては珍しく、米朝関係で「何かをやった」なニュースだけあって、結構大きく報道されました。

一部のメディアは「これで南北関係もうまくいく(感涙」なスタンスを見せたりもしましたが・・残念ながら北朝鮮の外務省が次のような談話を出しました。

「南朝鮮当局が、息を切らしながら、興奮を抑えられず、全身を震わしながら、大緊急通知文として知らせてきた米国大統領の米大統領の誕生日挨拶だが、私たちはすでに米大統領の親書として直接受け取ってあるものだ」。いや、なにをそこまでいうか・・な気もします。

以下、聯合ニュースから部分引用してみます。

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

<・・キム・ゲグァン北朝鮮外務省顧問は、11日に発表した談話で、トランプ大統領の誕生日お祝いメッセージが、韓国を経由して金委員長に伝えられたとする趣旨の韓国大統領府側の説明に対し、「自重すべきであろう」と明らかにした。

キム顧問は「南朝鮮当局が息を切らして興奮を抑えられず、全身を震わせながら大緊急通知と知らせてきた米国大統領の誕生日のお祝い挨拶というものだが、私たちは、米国の大統領の親書として直接受け取ってある」とした。

続いて「南朝鮮当局は、朝米首脳の間に特別な連絡通路があることをまだ知らないようだ」、「彼らには、朝米関係で仲介の役割をしてみたいという未練が毅然と残っているようだ」と話した。

 

皮肉じみたようにも見えるキム顧問の談話内容に、大統領府は公式反応を出さないでいるが、慌てるしかない状況である。

キム顧問の今回の談話は、金委員長の訪韓、国境地帯での協力と体育交流、非武装地帯の世界文化遺産の共同登録などの南北協力を提案した文大統領の新年辞があってから、初めて出てきた北朝鮮の公式反応である。

米朝間の緊張の高まりを防ぎ、低い段階から協力を講じたい文大統領の努力を無視するような北朝鮮の態度は、大統領府としても素直に受け入れることはできない部分だ。

青瓦台としてさらに厄介な点は、北朝鮮が通米封南(米国と通じ、韓国を封じる)基調を再確認したという点である。キム顧問は「南朝鮮が金委員長とトランプ大統領との間の親交関係に、関係もないのにいきなり入ってくる態度を示すのは、ちょっと身の程知らずなことである」と主張した・・>

https://news.v.daum.net/v/20200111165300007

 

確かに文政府としては息を切らしながら興奮を抑えられず全身を震わしながら大緊急通知文として送ったかもしれません。でも、それを、息を切らしながら興奮を抑えられず全身を震わしながら大緊急通知文として知らせてきたと談話で言うのはさすがにどうかな、と思わざるを得ません。

南朝鮮当局が息を切らしながら興奮を抑えられず全身を震わしながら大緊急通知文として知らせてきたと皮肉った北朝鮮に対し、文在寅政府は、息を切らしながら興奮を抑えられず全身を震わしながら大緊急通知文として知らせたけどそんなふうに言ってはダメだろうとちゃんと言い返せるのでしょうか。

ああ、読んでいるだけで恥ずかしい・・

 

 

 

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