韓国大統領府、北朝鮮の外務省談話に「公式立場は出さないことにしました」

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昨日お伝えした、『南朝鮮当局が、息を切らしながら(略)直接受け取ってあるものだ』んわ(談話)のことで、韓国大統領府がどんな反応を示したのか、ちょこっと調べてみました。ですが、すでに昨日の夕方時点で、「公式立場を出さないことに」した、とのことです。MBC、SBSなど地上波放送局を含めたいくつかのメディアが報じています。

<・・大統領府の核心関係者は、キム・ゲグァン北朝鮮外務省顧問の談話について「別途の立場を出さないことにした」と言いました・・>

https://news.v.daum.net/v/20200111172104338

いつもなら「欠礼だ」と騒ぐはずの韓国。椅子の高さ一つ一つまで「相手に無視されていないか」を気にする韓国。「南朝鮮当局が、息を(以下略)」談話は本物の「欠礼」のはずですが、公式立場を出さない、と。韓国の外交というのがどれだけ卑屈なものなのか、よくわかるくだりです。

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

また、これはソウル経済の記事からの引用ですが、個人的に、特に気になる内容がありました。昨日のエントリーではこの部分は無かったので、紹介します。

<・・「同じ家系でもない南朝鮮が、私たちの国務委員長に送る米大統領のお祝いを伝えるとしながら大げさにジタバタしたが、どうやら彼らは朝米関係で仲介の役割をしてみたいという未練が毅然と残っているようだ」と評価下げした・・>

https://news.v.daum.net/v/20200111171605281

 

ここでいう「家系」は意訳で、原文を解説するにはちょっとだけ韓国語講座(?)が必要になります。

記事原文ではこうです。『한 집안 족속도 아닌 남조선이』。直訳すると、こうなります。『한(一つの、同じ) 집안(家の内、家族や親族共同体のこと)족속(族属、この場合は血縁のある人たちのこと)도 아닌(でもない)남조선이(南朝鮮が)』。

北朝鮮も韓国の人たちを「同胞」とするので、ここでいう南朝鮮(韓国)は「政府を」指すものだと思われます。しかし、南北首脳会談などでもいつも「同じ民族」を強調してきた北朝鮮が、文在寅政府のことを「同じ血を分けた仲でもない」と話したとは、こんな表現は初めて聞いた気がします。北朝鮮が「同じ民族じゃない」とも受け取れる表現を使ったなんて、これは何気に凄いことではないでしょうか。もっと簡単に言えば、「おまえなんか『ウリ』じゃねーだんわ」と言われたわけですが・・それでも「何も言い返さないことにしました」の文政府でした。

 

 

 

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