韓国、与党国会議員が「ハリス大使は朝鮮総督か」

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今朝紹介した「制裁」発言に対し、韓国与党を中心にまた「ハリス叩き」が目立つようになりました。

以下、中央日報の記事から部分引用します。

<共に民主党がハリーハリス駐韓米国大使に対し、公開的に批判した。文在寅政府の南北協力事業の推進構想についてハリス大使が16日、記者懇談会で「今後制裁を触発することができる誤解を避けるためにも、韓米ワーキンググループを介して扱うのがよい」と発言した部分が問題になった。

 

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ソン・ヨンギル議員は17日、ラジオのインタビューでハリス大使に向かって、「意見表明はいいが、私たちが大使の言葉通りに従うなら、それはもう朝鮮総督だ」、「大使としての位置にふさわしくない、過度な発言ではないか」と述べた。また「個人観光は、国連制裁対象ではない。大韓民国外交が米国の作った境界線の中で遊ぶだけの外交になってはならない」と付け加えた。ソン議員はまた、ハリス大使の言動について「個人の意見なのか、本部の訓令を受けた国務省公式意見であるのか、わからない」と指摘した・・>

https://news.joins.com/article/23684524

 

他にもソル・フン最高委員が「厳重な遺憾の意を表明する」、「内政干渉のような発言は、同盟関係にも役にたたない」と話し、

イ・ヘシクスポークスマンは「ハリス大使は、本人の発言が主権国家であり、同盟国である大韓民国政府と国民の誤解を触発する可能性があると、深い省察をしてほしい」と話しました。

この「朝鮮総督」は、北朝鮮のメディア「ウリ民族だけで」が去年12月13日に使った表現で、ほぼ同時期から韓国の一部の市民団体もこの表現を多用するようになりました。

<・・(※北朝鮮の)対外宣伝媒体「ウリ民族だけで」はこの日、「怒りを醸し出す現地総督の強盗的行為」という題の記事で、「南朝鮮(韓国)米国大使というのは南朝鮮を従属の罠にハメて、政治・経済・軍事・文化などあらゆる面で米国の利益に徹底的に服従するように監視、制御する事実上の現地総督」と批判した・・>

https://news.v.daum.net/v/20191213200243392

こんな表現を与党国会議員が堂々と使うとは、時代も(よからぬ方向に)変わったものですね。

 

 

 

 

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