ハリス大使、「韓国が」制裁対象になる可能性を迂回的に言及

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最近、文在寅大統領が「独自ー個人観光ー国際支持ー」と叫んでいる件を意識してのことでしょうか。ハリス駐韓米国大使が、「韓国が制裁対象になる」シチュエーションを言及しました。もちろんかなり迂回的、間接的な表現ではありますが、韓国では大きな話題になっています。

以下、韓国日報の記事から、部分引用します。

<ハリーハリス駐韓米国大使は16日、韓国政府が北朝鮮への個人観光の可能性を検討していることと関連し、「制裁措置を触発させる(could trigger sanctions)誤解をされないためにも、韓米は事前に緊密に協力しなければならない」と明らかにした。韓国が個人観光事業を推進する場合、米国の制裁を受ける可能性だってあるという警告の意味と解釈され、波紋を呼ぶと予想される。

 

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ロイターなど外信によると、ハリス大使はこの日、ソウルの一部外信記者とのインタビューを持って「北朝鮮問題と関連し、韓国と米国は緊密に協力することが重要である」と述べた・・

・・先にムン・ジェイン大統領は14日、新年の記者会見で、米朝関係とは別に、南北間で協力できる部分があると言及し、北朝鮮個人観光をその例として挙げた。スティーブン・ビーガン米国務省副長官兼対北朝鮮特別代表との会談のために米国を訪問したイ・ドフン外交部韓半島平和交渉本部長も15日(現地時間)、個人観光の推進と関連し、「米国と話をしてみようと思っている」と韓米がこの問題を議論すると予告した状態だ。しかし、ハリス大使が再び制裁について迂回的に懸念を明らかにし、協議が容易ではない見通しだ・・>

https://news.v.daum.net/v/20200116190542104

 

さて、ここでMBCの記事を1つ、合わせて紹介します。

<北朝鮮が、金剛山観光施設を2月末まですべて撤去するよう、通知を送ってきたことが、MBCの取材結果、確認されました。1ヶ月余り残っており、政府も余裕がなくなりました。団体観光が対北朝鮮制裁で出来ない状況で、個人観光を可能する案を推進しているものの、最終的に、北朝鮮が呼応するかどうかまだ分かりません・・>

https://news.v.daum.net/v/20200116201611140

そう、実は「2月まで」と時限が来ていて、文在寅政府が焦っているわけです。

迂回的・間接的表現だとは言え、ハリス大使が「韓国が制裁対象になる」シチュに関して言及した今、2月までの撤去は事実上、不可能だと見ていいでしょう。さて、毎日クライマックス、暗いマックスの文在寅政府。どういう対応をするのか、注目されます。一応。

 

 

 

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