文政府、他国経由ではなく「軍事境界線を超えて」の北朝鮮個人観光に言及

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ムンスレです。写真はありませんが苦手な方はご注意ください。

文在寅政府が、「軍事境界線を超えて」北朝鮮に個別観光(個人観光)する法案を検討すると言い出しました。軍事境界線は国連軍司令部が管轄しているため、韓国政府だけでは軍事境界線を超えて北朝鮮に入ることはできません。

「離散家族が故郷近くの観光地を訪問できるようにする」などを理由にし、国連軍司令部を説得し、「国連が認めた」と主張するつもりなのでしょう。

以下、JTBCから部分引用します。

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

<・・個別観光(※個人観光)は、北朝鮮のビザを受けて、中国やロシアなどの第3国を経て、北朝鮮観光に入る方式で可能です。しかし、この場合、コストがかかり、時間もかかります。政府は、南北軍事境界線を通って金剛山や開城に行く形の個人観光も検討しています。

政府当局者は「北朝鮮のビザを取得することなく、訪問証明書を受けて北朝鮮に行く方式も可能である」と言いました。北朝鮮の招待状をもとに、政府が発行する訪問証を受けて軍事境界線を越えてすぐ北に入るのも最大限承認するというのです。もちろん、ここには、国連の通行承認手続きが必要です・・

・・政府当局者は「北朝鮮も韓国側の構想をすべて知っている」とし「反応を注視している」と説明しました。>

https://news.v.daum.net/v/20200118202625801

 

もう少し曇った考え方をすれば、他国を経由するより「荷物の検査」が甘くなります。また、韓国から直接北朝鮮に行けるなら、市民団体が人を集めて「個人観光でちゅ」とするパターンも十分考えられます。

もし老人が「私は離散家族です。やっと故郷(近く)に行ける」と涙を流しながら北朝鮮に歩いていく姿がテレビで放送されると、総選挙で憲法改正ライン(議席3分の2)まで行くのも無理ではないでしょう。

文政府の日頃の行いと、私の日頃の曇り具合のせいもあって、「怪しい」としか思えない今日この頃です。

 

 

 

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