施政演説で「韓国は重要な隣国」復活、しかし・・

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なんと、1つ前のエントリーでも話題だった安倍総理の施政演説で、「韓国は重要な隣国」など削除されていた部分が復活しました。しかし、その後の内容からして、韓国としてはかなり微妙な内容になりました。京郷新聞の記事から、部分引用してみます。

以下、京郷新聞の記事の直訳になるため、実際の施政演説の文とは差があるかもしれません。事前にご了解ください。

<安倍晋三日本総理が20日、国会施政演説で、韓国に「国家と国家の約束を守れ」と話した。強制徴用問題など韓日関係の懸案をめぐり、韓国側から解決策を出さなければならないという従来の立場を繰り返したものである。

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

安倍総理はこの日、通常国会開院、衆議院での施政演説で、「韓国は、もともと、基本的価値と戦略的利益を共有する最も重要な隣国」とし「だからこそ、国と国の約束を守り、未来志向的な両国関係を構築することを切に期待している」と述べた・・

・・今回の施政演説で、(※「価値共有」や「もっとも重要な隣国」など)6年前の表現が再び出てきた。ただし、「もともと」という言葉を付けることで、「条件付き」であることを明確にした。

韓国政府が国家と国家の約束を守ってこそ「元の」関係に戻ることができるという意味を表わしたものである。韓日関係の懸案について少しも退くことができないことを強調したものとも見られる・・>

https://news.v.daum.net/v/20200120142902156

 

早くも一部のメディア(外信含めて)には、「六年ぶりに韓国をもっとも重要な隣国と話した。関係改善のサインだ」などの記事が載っています。

しかし、意図をもっともちゃんと把握しているのはこの京郷新聞の記事ではないでしょうか。そう思う、曇った心のシンシアリーでした。

 

※追記・・SANKEIBIZに全文がありました。韓国関連内容は最後(5)で、「韓国は、元来、基本的価値と戦略的利益を共有する最も重要な隣国であります。であればこそ、国と国との約束を守り、未来志向の両国関係を築き上げることを、切に期待いたします」となっています。

https://www.sankeibiz.jp/macro/news/200120/mca2001201520013-n1.htm

 

 

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