朝鮮には「勤勉」という価値観が無かった

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ソルということもあってか、これといってネタも無く、今日は本エントリーで終わりにします。

以下、朝鮮時代に関するいくつかの見解を紹介します。日本の佛教大学のパク・クァンジュン教授が、MBC系列の韓国のネットメディア「Mエコノミー」で述べた内容からの抜粋となります。もともとかなり長いので、抜粋でも結構長いです。

教授は、日本が近代化に成功し、朝鮮は出来なかった大きな理由として、「勤勉」の考え方があると指摘しています。本ブログ、日本で活動中の韓国人教授の寄稿文を何度も載せてきましたが、反日に関わる内容がほとんど無いのは初めて見ました。唯一の反日な内容は「明治天皇」を「明治国王」と呼ぶところですが、これはソース記事の記者が、記事を書きながら直した可能性もあります。

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

・朝鮮社会は、共産主義的農業社会でした

・朝鮮王朝の理念基礎を用意したチョン・ドゥジョンは、「万事の弊害の中で私有財産ほどひどいものはない」としました。それより150年余りが過ぎても、イ・ファンは、「『私』は、諸悪の根本である」と王に進言しています。ここで私とは、個人の経済的利益を追求することを意味しました

・朝鮮の経済は、徹底した国有化体制が確立され、そはれ朝鮮末期まで変わりませんでした。政策の基調は「務本抑末」。本業である農業に力を入れ、末業(本業でない)である商業を抑制するというものでした。朝鮮にとって、商業は「赤子が井戸に入ろうとする(赤子入井)」危険な行為でした

・無知な民を教化することこそが、支配層の役割だと考えたのです。個人の動機とインセンティブを認めて重視する社会は、危ないとする考えが、朝鮮朱子学の基本でした。彼らの言う徳治とは、無知で貧しい人々に、まんべんなく食べ物を与えることでした。農民とて、国家がその活動に不必要な干渉をしないかぎり、自分の生活を改善していける主体的な人間であるという平凡な真理もまた、全く度外視されました

・18世紀頃、両班(※ヤンバン、貴族階級)の割合は30%前後、奴婢(※奴隷)人口が約30%だった、というのが通説です。両班は働かない層であり、奴婢は両班の生活を支えるだけだから、残りの40%の人口だけが国の租税及び身役を担当していました。民の40%だけが働く社会。それこそが、長期間にわたる朝鮮経済の低迷の根本的な原因です

・そもそも朝鮮を建国した太宗(※朝鮮の3代目の王)は、「奴婢かどうかは、その父親の身分で決まる」という「宗家法」を施行しましたが、世宗(※セゾン、朝鮮4代目の王、ハングル作った人)は先王の決定を覆し、それを廃止、奴婢の家事 数が大幅に増えました。振り返ってみると、その瞬間が、朝鮮の衰退を決定づけたのです。朝鮮の身分制の問題は、両班の特権よりも、むしろ奴婢に関する問題に注目する必要があります。奴婢は(※「人」「名」ではなく)「口」単位と数える『物』であり、世襲され、売買の対象でした。奴婢制度は、東アジアでも、朝鮮特有の悪弊でした

・働かずに暮らす両班がより高い社会的地位を持つ社会が長く続いたということは、朝鮮社会に「勤勉」の価値は無かったという意味に相違ありません。

 

・日本社会で、改革(※近代化など)に対する社会の合意が、より幅広い層から形成されたのは、西欧式の近代化を達成できる歴史・文化的な伝統があったからです。江戸時代に、資本主義的な生活が社会全般に広がっていたので、世界の資本主義システムに、より自然な形で編入できたのです。16世紀頃に成立した小作人社会を背景にして発生した、いわゆる「勤勉革命」も、その本質的要素は資本主義的でした

・また、日本は、法の執行を徹底して実施する法家的伝統があり、公権力が末端の村まで及ぶ管理体制も改革を成功させた要因でありましょう

・また、法の内容や実施方法にも違いはありましょうけど、日本と朝鮮とでは、君主に対する国民の認識にも違いがありました。断髪令は良い比較となります。日本は1871年にちょんまげを切ることを奨励する法律を施行しましたが、反応がパッとしませんでした。しかし、2年後に明治天皇がちょんまげを切ると、ちょんまげを切る人が急速に増えました。一方、朝鮮では、高宗自らが常套(※サントゥ、当時朝鮮の伝統ヘアスタイル。日本の断髪令のように、朝鮮でもサントゥを切るようにする令がありました)を切るようにしましたが、それに対する民衆の反応は無く、1895年に強制的な断髪するようにすると、反発は想像以上に強く、江原道観察使(※いまの自治体長のようなもの)が怒った群衆によって殺害されました

http://www.m-economynews.com/news/article.html?no=27588

しかし、この共産主義もどきを「いわゆる正統性」とするなら、朝鮮の後継者を自称していた臨時政府が、なぜ土地の国有化などにこだわったのか、わかる気もします。ちなみに、前に「王宮を燃やしたのは、日本軍ではなく朝鮮の民だった」という話もありましたが・・やはり、今どきの言葉でいうと「支持率低かった」ようですね、朝鮮の国王は。

 

 

 

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