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東亜日報が石破茂幹事長とのインタビュー記事を載せました。「次の自民党総裁が、安倍総理を批判してくれた」という趣旨のものです。以下、インタビューの部分だけ、引用してみます。
本文に「輸出規制」となっていますが、まさか石破氏が「規制」と言ったはずはないと思われます。多分、東亜日報の「訳」の問題ではないでしょうか。
・輸出規制強化措置は正当だったと思うか
「安全保障上の問題があって対策したなら正しいと思う。もし、その措置に感情が入っているなら、異常なことだ」
(ここから「続きを読む」の後になります)
・日本政府が措置を発表するとき徴用問題に言及したが、時間が経つにつれ、しなくなった
「最初から言及してはいけないことだった。輸出規制は、歴史問題とは全く別の独立した安全保障の問題だ」
・ 徴用賠償問題をどのように解決すべきか。
「相手国を悪く言って、国内の支持を引き上げることをしてはいけない。政治家は、他国を悪く言って自分の責任から逃げてはいけない」
・もし首相になれば、徴用、輸出規制、軍事情報保護協定(GSOMIA)の問題をどのように処理するのか
「私は韓国の歴史をより明確に勉強したい。個人の間でも仲良くなるには相手を知らなければならない。別の国であるため、主張と国益は異なる。しかし、相手をよく知った上での交渉と何も知らずに交渉することは違う。誰が次の首相になろうと、韓国を勉強しなければならない」
・安倍政権の問題点は
「人間がすることなので、誰でもミスはある。おかしいと指摘された部分について明確に説明し、国民的理解を得ることが重要である。しかし、安倍政権はそれが足りないようだ」・・
https://news.v.daum.net/v/20200128030156633
石破氏のインタビュー内容には「安倍総理が他国を悪く言って支持率を上げた」とは言っていませんが、東亜日報の記事の題は『安倍、国民の支持を上げるために相手国家を悪く言ってはならない』になっています。
それが石破氏の政治の時論であるなら、それでいいでしょう。でも、必要なのは、「それを文在寅大統領及び歴代韓国大統領にも言えるのか」です。
日本のマスコミが石破氏に「問題をどう解決すべきか」と聞いたとき、例え文在寅氏を名指しはせずとも、同じこと(相手国の悪口を言って支持率を上げてはいけない)が言えるのかどうか。それが「器」のレベルというものでしょう。
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