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韓国でいう「人類史上もっともかわいそうな被害者・慰安婦」という「イメージ」を決定的にしたのは、90年代に大人気だった、「黎明の瞳」というMBCドラマでした。ちなみに、反日だけでなく反米要素も結構ありました。他にも、資料ではなく、映画や絵などで作られたイメージはいくつかあります。有名なのが、「日本軍が柳寛順(ユクァンスン)の死体を八つ裂きにした」「墓を荒らした」というのが韓国では定説となっていますが、どちらも戦後に作られた映画のシーンです。31運動のときに太極旗を手にしてマンセーとしながら全国民が走り出すシーンも、「実は全国で一気に行われたわけではない」「当時、そんなに多くの旗を秘密裏に用意できる術は無かった」などの反論があるにもかかわらず、いまだ定番イメージとして健在です。
じゃ、元徴用工問題のイメージは、どんなものでしょうか?基本的には、80年代軍事政権のときに作られた、「北朝鮮では、こんなふうに炭鉱で強制労働される」というイメージが転用されています。もとのイメージは、エジプトの奴隷を描いたアメリカの聖書関連映画からの転用だと言われていますが、さすがに未確認です。監督がムチを持っていて、疲れて倒れた人はムチで打たれる・・そんなところです。
しかし、「日帝」、特に軍艦島の話になると、1つ、他とは違うことがあります。なぜか、ほぼ全員がふんどし姿だという点です。
(ここから「続きを読む」の後になります)
実はこのイメージは、前からあるにはありましたが、有名になったのは、2015年6月に放送されたKBS(日本でいうとNHKのような立場の放送局)が放送した「歴史ジャーナル・あの日は」です。
「慶南女性新聞」というところにキャプチャーが載っていたので、そのサイトのキャプチャー(二次キャプチャーになりますね)で紹介します。普通なら、こういうドキュメンタリーは「写真」でやるはずですが・・・
慶南女性新聞は、いつだったか、慰安婦を偽証言で訴えようとしていた「メディアウォッチ」の記事をよく載せる新聞で、今回も軍艦島に対する韓国側の捏造を指摘する産経新聞の記事をちゃんと紹介しています。
http://gnnews.newsk.kr/bbs/bbs.asp?group_name=426§ion=13&category=33&idx_num=38361&exe=view
で、ソース記事でも紹介していますが、産経新聞の記事によりますと、<・・坑内作業への言及もある。ある元朝鮮人労働者は日本の新聞などで「常にふんどし姿でつるはしを振っていた」などと主張するが、端島炭坑で測量作業に従事した井上秀士さん(故人)は「坑内で裸の作業はできない。危ないから。石炭の粉炭が落ちてきたら(身体が)切れるとですよ」と反論した・・>、とのことです。
とはいえ、このイメージは今でも「こうだった」というよりは「こうでなければならない」という存在として、韓国社会では定説となっています。
産経新聞の記事は去年12月21日のもので、リンクはこちらとなります。
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