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月間朝鮮に、韓国の与党「共に民主党」院内代表イ・インヨンに関する記事がありました。中国に対する発言と、日米に関する発言が、あまりにも違うというのです。
米国に対する発言は「(防衛費負担関連で)拒否することだってある」「同盟が同盟を苦しめてどうする」などですが本エントリーでは略し、日本関連の発言を紹介します。去年8月1日から15日までの間で話した内容です。
・「私たちの未来のための本当の意味の克日を宣言する」
・「わが党は、政府と政策、法律、財政の支えを得て韓日経済大戦で必ず勝利する」
・「日本の極右と新・親日勢力の歴史歪曲に対抗し歴史と定義を守り、韓半島と東アジアの平和と未来を力強く開いていく」
(ここから「続きを読む」の後になります)
・「日本が韓国をホワイトリスト国から除外するなら、韓国はそれを経済全面戦争宣言とみなし、すべての手段を総動員して断固対応する」
・「韓国は日本帝国主義に対抗し激しい独立運動を介して光復を得た不屈の国民と一緒にある。国民は誰でも、日本の不当な経済侵略行為を容認しない」
・「もし日本が韓国の経済的被害を望んでいるなら、むしろ日本がその対価を必ず払うことになるだろう」
・「悪い隣人になるか良い隣人になるか、意地悪な隣人になるか優しい隣人になるかは、日本政府が賢明な選択をもって決めることだ」
・「新興武官学校が独立運動の中核人材を育てたかのように、様々な技術関係の学校が野火のように中興する経済的、財政的、政策的支援を強化しなければならない」
・「国会は、経済・臨時政府を自任する非常な覚悟で臨まなければならない」
・「(※日本から一部の輸出許可が出たことで)安倍政府の緻密な脚本による、名分を作るためのものだ」
・「安倍政府の刀が再び鞘の中に完全に収まるまで、一時も緊張を緩めずに冷静に対応していかなければならない」
・「安倍政府が両国の未来を少しでも考えるなら、すぐに韓日外交通商ライン間の対話と交渉に応えて、今でも輸出規制措置を撤回し、すべての関係を原状回復しなければならない」
・「(※文政府の対日外交を批判する自由韓国党代表のことで)誰が敵であり、誰が味方なのか区別できていないようだ」
・「ねじれ状態の韓日関係の責任を韓国政府のせいにするのは政略的なものにすぎない」
http://monthly.chosun.com/client/mdaily/daily_view.asp?idx=8745&Newsnumb=2020018745
で、そのイ・インヨン氏が、記事によると「武漢肺炎事態と関連し、大統領府国民請願掲示板に53万人が『中国人入国禁止』請願をしたことなどを意識して」、1月28日の院内対策会議でこう発言しました。
「苦しいときに助ける友人が本当の友達だという言葉がある」とし「このような状況であるほど、韓中両国間の憎悪を煽る行動を自制しなければならない。中国と私たちは、長年一緒に助け合って生きるべき大切な友達だ」。記事は「憎悪を自制しろと言いつつ、日米への発言はなんだったんだ」と突っ込んでいます。
こんなときだからこそ憎悪を煽ることはするな、というのはまったく構いません。ですが、イ・インヨン氏もまた『日頃の行い』という壁を乗り越えられそうにありません。しかし、経済臨時政府って・・臨時政府は土地の国有化と社会階級を無くすなどの社会主義集団でしたが、そこはいいのでしょうか。
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