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「次はソウルで、早い時期に」と、まるで「一部・完」みたいなノリで終わった前回の局長級対話から、適当に数えて2ヶ月が経ちました。そして、なんと、今日がその次の局長級対話の日です。
一時は韓国側が「日本が恭遜(礼儀正しく謙遜)になった」「これで輸出規制は撤回される!」と騒いでいたこともあり、かなり話題でしたが・・最近は全然話題になりませんね。そこそこ韓国関連情報をチェックされていても、今日がその日だと知らなかった方も多いのでは。
本当は、開催されたこと自体がちょっと驚きではあります。なぜなら、実は日韓の担当者(いわゆる局長級)たちが、先月、米国で会ったことがあるからです。もちろん、これといって何の進展もありませんでした。
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そこでいくつか記事を読んでみても、一時に比べると韓国側でもほとんど話題にならず、「徴用問題進展なるか(やる気なし)」「日韓が徴用問題解決のために努力する(棒読み)」なニュアンスのものばかりで、韓国側もまた「開催するだけで意外だな」な反応が見え隠れしていました。
とりあえず、ニュース1の記事、部分引用してお伝えします。記事引用部分の中に「新型肺炎対応を話し合う」となっていますが、そちらが本題かもしれません。
<韓日外交局長級協議が6日、ソウルで開催される。両国は、強制徴用被害者の賠償問題を置いて平行線を走っているが、意見の差をどのように縮めるかがカギだ・・
・・両局長は先月、米国サンフランシスコでも会って局長級協議を進めたことがある。当時韓国側は、日本の輸出規制措置の速やかな撤回を促す一方、日本植民地時代に強制徴用問題と関連した、私たちの立場を明らかにした。日本側は日本の立場を改めて表明し、互いに意見の差だけを確認したという。
この日の会議では、新型コロナウイルス感染症(武漢肺炎)の拡散に関連した議論もあると思われる。また、来週、ドイツのミュンヘンで開催されるミュンヘン安全保障会議での外交部長官(※外相)会談の開催状況と関連しても調整すると思われる・・>
https://news.v.daum.net/v/20200206060009371
去年は、韓国側は「何かのキッカケ(会談など)」さえあれば、日本が勝手に頭を下げてくるだろうと分析していました。代表的なのが「令和になったのに何故日本は態度を変えないのか」という記事でした。いまも「困っているのは日本だから日本が勝手に折れる」という意見が結構ありますが、去年ほどではありません。「キッカケ」だけでは、日本が主張を変えることは無い。だから局長級対話なども盛り上がらなくなった・・と見ると、これはこれで、今の日韓関係をよく表していると言える・・・かもしれません。
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