米下院に「臨時政府100年」と書かれた決議案が?

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あまり話題になりませんでしたが、去年4月、韓米首脳会談が開かれるタイミングにて、米国上院・下院にて、韓米同盟の重要性を再確認するという内容の決議案が上程されました。

本エントリーで扱うのは、上院ではなく、下院のほうです。下院のほうで上程された決議案は、基本的には韓米同盟の重要性を強調するなど上院と同じものでしたが、そこには、「100年前の大韓民国臨時政府の樹立が、今日の韓国の民主主義の脈動と成功、繁栄の基礎であることを認識する」という内容が含まれていました。

読者の皆さんならもうご存知でしょう。韓国は、併合時代そのものを違法だとしています。臨時政府のほうが公式の政府であり、日本の合法的支配など無かったというのです。そんな韓国にとって、具体的なことは書いてないものの「100年前の臨時政府樹立」というフレーズが米国会の決議案に入ると、これは韓国側としては大勝利でしかありません。多分、韓国側が様々な形で「働きかけた」結果、相応の関係にある国会議員が決議案を上程したのでしょう。ニューヨークの韓国人団体が、上院下院両方にこの内容を入れようとした、という話ならありますが、具体的なことまではわかりません。

 

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で、この決議案が果たして採択されるのかどうか、シンシアリーはかなり注目していましたが・・いくら待っても、上院の方(上院の方には臨時政府関連の内容はありません)はちゃんと採択されたものの、下院のほうで採択されたという話はありませんでした。もし採択まで行けたなら、韓国側は大騒ぎになったはずですが、そうではありませんでしたし・・多分、採択までは行けなかったのではないか、と思われます。

 

そして、今年になって、先月、米国会の上院で、またもや「韓米同盟の重要性を再確認する決議案」が上程、採択されました。韓米同盟に関する思わしくない話が多いし、防衛費問題や在韓米軍撤収の噂などもあり、そういう動きを国会が牽制するためだったのでしょう。

注目すべきは、今回も上院ではなく下院のほうです。今回、下院のほうで決議案を上程した国会議員が、去年4月と同じだったからです。こちらのほうは、まだ採択まで行けたかどうかはわかりません。多分、上程されたのが先月28日だから、まだ結果が出ていないのかもしれません。

でも、今日になってVOAのHPで確認できましたが、なんと、先月上程された下院決議案からは、臨時政府関連部分が削除され、上院のものとまったく同じ内容になっている、というのです。これなら、別に採択されてもされなくても、問題ないでしょう。

https://www.voakorea.com/korea/korea-politics/200128-congress-alliance

 

ひょっとすると、去年この決議案が採択されなかったのは、ひょっとして、臨時政府関連の内容があったからではないだろうか・・そんな見方もできます。希望的観測にすぎないかもしれませんが。

しかし、韓国側の「働き」は、まだまだ続くでしょう。当然採択されそうな内容の決議案に、こっそり臨時政府が~などのフレーズを入れるかもしれません。

 

 

 

 

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49 Replies to “米下院に「臨時政府100年」と書かれた決議案が?”

  1. >「100年前の臨時政府樹立」というフレーズが米国会の決議案に入ると、これは韓国側としては大勝利でしかありません。

    シンシアリーさんにも残っているこのズレ。
    国際社会には絶対的な権威者も権力者もいないんだから、現実が全て。(絶対的な権威者兼権力者がいた中華世界とは根本的に異なる。)

    1910年に併合を(米中露を含む)列強が認め、1948年にアメリカが韓国を国家承認し、1952年に日本が朝鮮を放棄し、1965年に日本が韓国を追認し、1991年に国連が韓国と北朝鮮を国家として加盟を許した。

    これらは変わらない。
    いや、(史実ではなく建前が)変わることもあるのだが、それは現実の要請によって変わる。
    例えば、韓国がアメリカの強大な同盟国になった時には「100年前の臨時政府樹立」を認めてやったほうがアメリカにとって良いのであれば認めるかもしれない。

    しかし、韓国の思考は逆でしかない。
    現実を変えるための道具として、アメリカにそれを認めてもらいたいだけ。中華皇帝に阿るように。しかし、道具にはならない。(なったように勘違いして見える時は、逆にアメリカが韓国を操るための餌にしている時。)

  2. >韓国側の「働き」は、まだまだ続くでしょう。
    そうしてあやうく騙されかける米国議員が増えてくれると良いんだけどね。

  3. アメリカは臨時政府を認めていませんからね。もし臨時政府を認めていたら、そのまま臨時政府に施政権を渡していますから。アメリカがやったのは、アメリカの息がかかった李承晩を初代大統領に据えたこと。

  4. 終戦直後、朝鮮総督府から進駐軍(米軍)が引き継いだ。
    進駐軍から国連軍へ引き継ぎ、今日に至る。
    臨時政府を認める事は、国連軍の存在意義を根底から否定する事に為るので、米国議会は可決しない。
    韓国の対米ロビー活動の一環で、献金貰って動く議員は居るだろうね。
    彼等も、最初から可決されないことを理解して活動するから、一つの収入源としてしか、韓国を見ないだろうね。
    「臨時政府」では、可決に至らないと米国は言っているに等しいけど、韓国は其れが理解出来ずに、長々と続けるつもりだろうよ。

    1. アメリカの下院は、上院より数が多いだけに有象無象の議員がいますからね。マイク・ホンダ(本当はマイク・朴のようです)元下院議員などはその典型でした。でもまあ、多くの議員はそれに与しなかった。共和党も民主党も日本を重視していますからね。

  5. 多分、それをそのまま決議してしまうと、サンフランシスコ講和条約が根底から崩れ、戦後秩序が壊滅的な打撃を受けるということに、誰かが気づいたのでしょうね。

  6. 亡命政府を認めるのは簡単な話ではない。ダライ・ラマは認めたいところですが、カタルーニャ州の前首相を認めるってなれば大変なことになる。部族社会の中近東なら、その亡命政府だって一つではない場合もあるし。
    しかし「100年前のウリ達を独立させてくれ」と米国議会に泣きを入れるって、恥ずかしくないのか。慰安婦像建てて葬式ごっこしたり、旭日旗に似ているからとダンボのポスターに抗議したり。
    よく米国も付き合うわ。

  7. 資本主義国家の米国は、自国の利害に関係ないことは、金さえ積めばとりあえずどんなことでも取り上げてくれる。
    ぬか喜び大好きの韓国人にとってはありがたい仕組みです。
    ロビー活動が当たり前の米国で、金の力で韓国ageage法案を推し進めるのは勝手のやってちょということでしょうが、米国の議員にとっては、韓国はチョロいカモなんでしょうかね。
    それにしても歴史を金で修正しようとする民族に、神の鉄槌はいつ下るのでしょうか。

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